【2018.6.22公開】【2020.2.29更新】
みなさん、こんにちは。ちゅうです。
今日は最近悩んでいることを私自身に聞いてみようという斬新な企画をお送りします。セルフ相談。
完全にぼくとぼくの会話によって成り立つ訳の分からない記事になると思いますがどうぞ、最後までよろしく。
今日の相談内容
さて、今回は北九州市に在住のちゅうさんよりご相談を承ったので紹介いたします。
相談内容は以下のとおりです。
ちゅうさん、こんにちは ちゅうです。
いつも楽しくブログを読ませていただいております。ちゅうさんのブログは読みやすくて、面白くて、ためになって、たのし
〜中略〜
相談なんですが、ぼくは今、超広角レンズが欲しいです。
ただ、何を購入すべきかもしくはまだ待つべきなのか分かりません。そこでちゅうさんよりアドバイスをいただきたいと思います。
条件は以下のとおりです。
価格:安いのがいい!!コスパ重要。
被写体:風景、星景も撮りたい
写り:いいのがいい。
単焦点にするかズームにするかでも悩んでいます…。
何かアドバイスあったらください。
とのことでした。
ちゅうさん、悩んでますねー。なぜか手に取るようにその悩みがわかります。
超広角レンズが欲しいとのこと。ちょっとぼくなりの考えをまとめてみたいと思います。
SONYフルサイズ対応の超広角レンズを購入する際に考えておかなければならないこと
画角
まずはこれ。超広角といってもいろんな画角がありますよね。
20mm?それとももっと広い15mm?
超広角レンズの場合、広角側の1mmはすごく写る広さに影響を与えると何かで読んだので、この画角はしっかりと考えておかなければなりません。
今回、相談のあったちゅうさんの場合、被写体が風景・星景とのこと。
まぁ、超広角レンズが欲しいとなるとこのような風景が撮りたいんじゃないでしょうか?
ただ、それらの景色をどれくらいの画角で切りとりたいかは考えておかなければなりません。
これを考えずに購入されると『超広角レンズ買ったけど、広すぎて使いにくい。』ということになりかねません。
いろんな作例をみて、自分がどんな写真を撮りたいのかイメージして画角を決めるといいと思います。
明るい単焦点か画角を調整できるズームか
これも非常に重要なポイントです。
みなさんご存知のとおり単焦点レンズといえばキレッキレな写りで明るいレンズです。
今回のちゅうさんは星景を撮りたいとのことなので単焦点レンズの明るさの恩恵を十分受けることができると思います。
思うのですが…先程も述べたのですが、画角はしっかりと決まっているでしょうか?
…なぜか決まっていないという声が聞こえてきましたので決まってないということで話を進めます。
決まってない場合は画角の時にも述べましたが、ズームレンズの方が画角の調整がしやすく様々な場面に対応できるため、今回はズームレンズをおすすめしておきます。
ズームレンズだと被写体を前にして画角を調整でき、撮影の幅を広げることにも繋がると思います。
ただ、星景を撮りたいということなのでレンズの明るさは出来るだけ明るいものがいいです。そうなると、おのずとF2.8のレンズになりますが純正レンズの場合、値段がめっちゃ高いです。
ちゅうさんにおすすめのレンズ
はっきり言ってぼくのおすすめはとりあえず今は待ちです。
SONYのαシリーズに対応するサードパーティ製のレンズがこれから増えてきそうだからです。
最近では、TAMRONさんの標準ズームがかなり好評ですね。それらのサードパーティ製のレンズを見て決めるのがいいのかなと。
でも、それで終わらせたらちゅうさんはもちろんこのブログを読んでくださってる読者の方々が納得しないと思うので、いくつか候補を挙げます。
なぜか相談者よりも読者の方の方が怒っている気がしますがスルーします。
さて、現段階で買うとしたらという条件で、いくつか明るいズームレンズで15万円以下のレンズを挙げてみます。
純正レンズは無し。マウントコンバーター必須。
まずは値段の関係上、純正レンズは無しです。
サードパーティ製のレンズも超広角ズームはありません。
ハイ、終〜了。
とはならないんです。
SONYには他のマウントのレンズをSONYのマウントと接続することができるマウントコンバーターというものがいくつかあります。
レンズとマウントの間に入れて接続してくれるやつ。
その中でもかなり評価が高いマウントコンバーターが、SIGMAが出しているMC-11。
基本的にCanonのEFマウント対応のSIGMAレンズをFEマウントにするというEFやらFEやらややこしいですが。
ていうか、これ買ったらほとんどのEFマウント対応レンズは使えるんだからレンズの選択肢は格段に増えますね。
では、このマウントコンバーターを着けてという前提でちゅうさんにおすすめのレンズを挙げます。
TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD
このレンズ、かなり評判のいいレンズです。
Nikonの神レンズといわれる大三元の超広角域のレンズにも引けを取らないといわれるほどレンズ。
F値は解放で2.8と明るいレンズで、星景写真を撮るにはばっちりのレンズです。あと、周辺の画質もいいとのこと。
条件に寄っては単焦点にも負けてないという方もいるほど。
さらに個人的におすすめなのが焦点距離。15mmスタートで30mmまであるということ。標準域に近い画角までカバーしてくれるのは嬉しいです。様々な条件に対応出来そうなレンズだと思います。
そして、気になる値段。マップカメラで新品が7万円台であります。マウントコンバーターと合わせても10万円程度で購入可能!
純正レンズの半分以下です。
ただ、心配点はマウントコンバーターとの適合。
先程も述べましたがSIGMAのマウントコンバーターはEFマウント対応のSIGMAレンズをFEマウントに対応させるものなのでTAMRONのレンズがうまく適合するかは個人の責任となります。
他の方のレビューによるとできるようですが、安心を最優先するなら次のレンズの方がいいかもしれません。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art
続いてはコチラ。
サードパーティメーカーの二大巨頭の一角、SIGMAの超広角レンズ。その中でもArtレンズといわれる、SIGMAの中でもハイクオリティのレンズです。
このレンズは新しいこともありよく分かりません。
メーカー曰く、ゼロディストーションを実現し、歪曲収差がかなり補正されているそうです。
普通に超広角レンズを勧めるだけならぼくの中では、TAMRONさん一択なんですが、それでもこのレンズを勧める理由はマウントコンバーターとの適合。
やっぱり、安心してレンズを使えるって大切だと思うんです。そういう意味ではこのレンズとマウントコンバーターはベストの組み合わせなのかなと。
ただ、このレンズの問題はそのお値段。レンズだけなら14万円程度。新しいレンズなのでまだ高めの価格です。レンズだけならちゅうさんの予算ギリギリですね…。
そこにマウントコンバーターつけたら15万円は超えます。まぁ、それをよしとするかどうかですね…。
まとめ
先ほども述べましたが、、ぼくのおすすめはとりあえず待ちです。
おそらくもう少し待てばマウントコンバーターつけなくても使えるレンズが登場するんじゃないかと思います。
それまでは今のレンズを使っていて撮影し、超広角レンズで撮る写真のイメージをもつことがいいんじゃないかなと思います。
もし、ちゅうさんが今すぐに超広角レンズが欲しいというなら、やはり上記の二本がおすすめ。特にTAMRON。
ちゅうさんが素敵なカメラライフを送れることを祈っています。
以上、ちゅうでした。
最後に…
えー、完全に訳の分からない記事になってしまいまして、なんていうか、その…すいません。
でも、ぼくとぼくが会話する形式で記事を書くことで、なんか考えがまとまってきました(笑)これもありかな?
とりあえず、ちゅうさんがもう少し待てというので、待ってみようと思います。
それではみなさん、良いカメラライフを!
【2020.2.29追記】
現在では、タムロンやシグマからFEマウントに対応した超広角レンズも出てきました。
これから、Sonyのフルサイズミラーレス用に超広角レンズを検討されている方は、マウントコンバーターを必要としない、最新のレンズを検討されることをおススメします。