ずーっと、ずーっとしたいと思っていた天の川撮影。
なかなか機会に恵まれず行けていませんでした。夜中に一人で出かけるのが怖かったわけではありません。断じてない。
それが、ついにこの2021年夏!!
暗さにびびっていましたが重たかった腰を上げ天の川撮影に行ってきました!!
ついにやったぜ!!
今回は備忘録もかねて、写真を見ながら当日のカメラの設定や使用した道具等を振り返っていきたいと思います。
星空撮影はほぼ初めての経験だったので、正直なところ課題の方がたくさんありました。
詳しい方は、優しくアドバイスをいただけると嬉しいです。
北九州市の平尾台で天の川撮影にチャレンジしてきた話
撮影場所について
北九州市は政令指定都市にも選ばれる都市で、宮崎県出身のぼくからするとやっぱり都会です。
だからやっぱり夜でも町が明るいんですね。
星空を撮影するためのスポットの条件として、重要なのは天気ですね。
雲が少なく星が見えるということ。
雲の量に関してはコチラの記事に書いたSCWというツールを活用してみてください。
それと空気が澄んでいて周囲に光がないというのもあげられます。
町の中心部から離れた場所や山などで撮られる方が多いようですね。
そんな場所って多くはありません。
特に、北九州市のような都市には限られた場所しかないといってもいいのではないでしょうか。
そんな中で、ぼくがチョイスした場所は、よく登山やトレッキングにいく平尾台。
この場所は北九州市の中も星がよく見えると言われる場所なので、ついに今回アタックしてきました。
作例及び設定
では、早速ですが撮影した写真を紹介していきたいと思います。
初心者の方向けに持って行ったものなどをまとめようかとも思ったのですが、長くなりそうなので、今回は作例と設定だけ。
機会があれば初心者方向けの記事で詳しくまとめていきたいと思います。
ちなみに今回の記事で紹介する作例は、全てlightroomで編集しているものです。撮ってだしのものではありませんのでご了承ください。
作例1
シャッタースピード:20秒
F値:2.8
ISO感度:3200
焦点距離:17mm
星を眺めている二人組がいたので、天の川と絡めて撮影。
やっぱり20秒もシャッタースピードをゆっくりにすると人や草はぶれますよね・・・。
作例2
シャッタースピード:15秒
F値:2.8
ISO感度:2000
焦点距離:17mm
シャッタースピードとISO感度を少し下げて撮影。
ノイズや被写体ブレもありますが、一番の理由は地面と空の境目に写る町の光。
ある程度はわかっていましたがやっぱり気になっちゃいますね。
作例3
シャッタースピード:15秒
F値:2.8
ISO感度:1250
焦点距離:18mm
焦点距離が微妙に変わっているのは特に理由はありません。単純なミスです。
どうしても町の光が気になったのと、ノイズを少しでも減らしたくてISO感度をさらに落としました。
個人的にはこの場所では、一番しっくり来た一枚となりました。
写りこんだ人の被写体ブレだけが悔しい一枚。
作例3
シャッタースピード:15秒
F値:2.8
ISO感度:2000
焦点距離:18mm
これはもう何よりも手前に佇む被写体がイイ!!
天の川なんてそんなのおまけさ。
星空を見上げながら哀愁漂う背中が素晴らしすぎる。
15秒もの間、微動だにしないその精神力。
被写体が秀逸。すばらしすぎる。。さすが僕。
北九州市の平尾台で天の川撮影にチャレンジしてきた話のまとめ
まぁ、最後はこのブログ安定の自分自身を褒め上げるというオチとなりましたが、初めての天の川撮影は非常に面白かったです。
今回撮ってみて、いろんなことが分かりました。
というか課題がいっぱいあった・・・。
光害やノイズの処理、被写体ブレ。
現像段階でどのようにレタッチすればいいのかなど分からないことだらけ。
課題が見つかると、それをどう解決しようか考えることができて楽しいですよね!!
特にノイズ処理は重要だと感じました。上記の写真を改めてみて思いますが、ノイズがひどい。ざらざらですね。
フォトショップや専用アプリでいろいろと改善できるものもあるようなので、勉強してみたいと思います。
とにもかくにも星景写真は面白い。
初めての経験でとても楽しむことができたので、いつかまたチャレンジしてみたいと思います!!
それとたくさんのアドバイスお待ちしています!!