カメラには様々な沼がある。
ボディ沼、レンズ沼、カメラバッグ沼…etc
その沼は深く、果てしない。
手に入れるまでやむことのない恐ろしい沼だというのに、なぜか沼にハマっている人々は幸せそうな顔をしているから不思議だ。
そんな沼の中に、カメラストラップ沼というものもある。
この沼にハマっている人も多いはずだ。
いや、誰しも一度はハマったに違いない。
ぼくもそうだった。
このカメラストラップに出会うまでは…。
Acruのカメラストラップ、カシェバルジはやっぱり最高!
1年前のある日、ぼくの手元に届いたカメラストラップ。
そう、それがAcru(現在は『卉奏』)のカメラストラップ、カシェ・バルジだ。
このカメラストラップを購入して、ぼくはカメラストラップ沼から抜け出し、それ以来その沼にはハマっていない。
つまり、最高ってわけだ。
では何が最高なのか?
それを今から紹介しよう。
シンプルかつカメラのことを考えたデザインが最高!
まず、このデザインを見てくれ。
かっこよすぎる…X-T2。
…いや、そうじゃない。カシェ・バルジ。
危ない。あまりにもFUJIFILMの名機X-T2が魅力的すぎた。欲しい。
いや、ここで新たな沼にダイブしている時間はない。話を戻そう。
このストラップのシンプルで洗礼されたデザイン。
カッコいい。
これならば、どんな服装にでも合うだろう。
Tシャツと組み合わせてラフにしてもいい。
逆に白シャツと合わせてすこし大人っぽく飾ってもいいだろう。
主張しすぎず、かつ、しっかりと存在感を出している様がカッコいい。
このストラップにはこのように金具も使用されているが、それらは全て上から革で覆われて隠されている。
なんのためにだって?
カメラを傷つけないために決まっている。
カメラを傷から守るため、カメラのことを考えて作られたストラップがこのカシェ・バルジだ。
そんな細部に見えるこだわりが信頼を勝ち取っているように思えてならない。
それだけで、このストラップを選んで良かったと思えるものだ。
優しい肌触りが最高!
夏。そう、夏だ。
灼熱の太陽に照らされながらあなたは撮影しているだろう。
そんなあなたは汗だくながらも夢中でシャッターをきっているはずだ。
そんな時、ぼくを不快にするのが首の痛みだ。
これは首が凝ってるとかそういう話ではない。
擦れるのだ。 カメラストラップのせいで。
首がヒリヒリするアレだ。
ぼくは肌が敏感な方なので、ストラップの素材なよってはすぐに痛くなってしまう。
どれくらい敏感かというと、金属製の腕時計をしばらくしていると肌に触れる部分が痒くなるほどだ。
しかも、日焼けもするのでそこにストラップがあたり痛い。
これは本当に苦痛だ。
ぼくも以前のストラップはそれが嫌で買い換えた。
出来るだけ肌触りが優しく、刺激が少ないものを。
そうしてたどり着いたのがこのストラップだ。
肌触りが優しく痛くない。
しっとりとした肌触りが心地よい。
夏でも痛くならない。
楽しく撮影することができる。
それはとても幸せなことだ。
ストラップをしているのを忘れるほどとは言わない。
逆に優しく包んで守ってくれている。
そんなストラップだ。
ぼくはしていないが、気になる方の場合はこのようにパットも入れられる。
つまり敏感肌の方には最高だ。
柔らかくて最高!
肌触りにも関わることだが、このストラップはとても柔らかい。
(購入当初は固いが、使ううちに柔らかくなってくる。)
レンズに巻き付けたり、折りたたんだりすることができて、とてもコンパクトに収納できる。
つまりかさばらない。
柔らかいといっても、薄っぺらいわけではない。
しっかりとした厚みがあり、しっかりとした作りだ。
手に巻きつけることだったできる。
ハンドストラップとまでは言わないが、手に固定して撮影したい時などは便利だ。
手に固定できるというのは非常に助かる。
まとめ
このストラップを使い始めてもう1年以上たつ。
先程も述べたが、その間1度も他のストラップを買おうと思ったことはない。
それほど素晴らしいストラップだと感じている。
最初は若干硬さの残っていた革が、少しづつ自分の体に馴染んでくる感じがたまらなく愛おしく感じる。
これを『革を育てる』というのだろうか。
とても、楽しい。
たいしたメンテナンスはしてないが、数ヶ月に一度、専用のクリームで磨くようにしている。それだけだ。
ちなみに革といえば服への色移りなどを心配される方もいるかと思うが、ぼくは今のところ、そのような被害にあったことはない。
ただ、ぼくの場合は朝から晩まで写真を撮るという機会がそもそもなく、短い時間の中で撮影のため被害がないのかもしれない。
一日中撮影した場合はどうなるか分からない。
ただ、まぁそのことに関しては、革製品場合、どんな物でも少なからずあるので、そこはご自身で気をつけられてほしい。
ただ、それらの心配点を含めても、やっぱりこのカメラストラップはぼくにとって最高の品物だ。
そして、やっぱりSONYとの組み合わせは最高だ!