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『ISO感度』を理解してカメラの基本をおさえよう!!

カメラの基本としてよく耳にするのが『シャッタースピード』『絞り(F値)』、そして『ISO感度』。

 

シャッタースピードや絞りに関しては、詳しくは分からなくとも何となくイメージがわきやすいという方も多いのではないでしょうか。

 

では『ISO感度』は?

『ISO感度』っていきなりアルファベット3つ並んでるけど何なのこいつ?

 

そう思っている方も多いかと思います。そこで今回は、うわさの『ISO感度』についてまとめてみたいと思います。

 

個人的な考えも入っておりますので、明らかな誤りがありましたら優しくご指摘お願いいたします。

『ISO感度』を理解してカメラの基本をおさえよう!!

そもそも読めないんだけど・・・

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初めての方がまずぶち当たるのがコレ。読めない!!

名称が分からないとなんか理解しようとする気が失せますよね。

 

でも大丈夫。そのまま読んでいいんです。

そう『ISO感度』の読みは『イソカンド』。または『アイエスオーカンド』と読む方もいるみたいですが、ぼくの周りでは『イソカンド』と読む方が多いです。どっちも正しいみたいです。

 

ちなみに、この『ISO』というのは国際標準化機構(ISO)で決められたからついているらしい。特に意味はないみたい。

『ISO感度』は簡単に言うと光増幅器

『ISO感度』の読み方は分かったけど、結局これって何なの?

 

まぁ、そう思いますよね。結論を急ぎたくなる気持ちよく分かります。

 

細かい説明は良いからざっくり何なのか知りたいんでしょ?分かってるよ。ぼくも同じタイプだから。

 

そんなあなたのために、ざっくりと結論から言いますと『ISO感度』とは、簡単に言うとカメラに取り込む光の増幅器。

 

つまり、『シャッタースピードや絞りは変えたくないけどもっと明るく撮りたい』って時はISO感度を調整すれば光を増幅させて明るい写真が撮れるわけです。

『ISO感度』の調整ってどうすればいいの??

『ISO感度』はその数値を上げてあげれば明るく写ります。基本設定は『100』でその状態で暗ければ『125』、『160』、『200』・・・と数値を上げていけばいいわけです。

 

数値の上限はカメラによって違いますが、ぼくの持っているα7RⅢは最大が『102400』とフリーザ様もビックリな戦闘力を誇ります。

『ISO感度』を使えるとどんなメリットがあるの??

暗い場面でも速いシャッタースピードで撮れる

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カメラは暗い場面が苦手です。なぜなら光が入ってこないから。

 

そんな時どうするかというと、まずは絞りを開きます。絞りというのはカメラの「窓」みたいな役割なので窓が広く空いている方が、外の光は入ってきます。

 

ただし、絞りはレンズによって異なることと開ける値に限界があります。

だから、絞りを全開にしたからといって必ずしも暗い場面で明るい写真が撮れるかというとそうでもありません。

 

そこで、絞りを開く以外のもう一つの方法としてシャッタースピードを長くすることが挙げられます。

 

シャッタースピードとは、窓(絞り)を開けている時間だと思ってください。短ければ入ってくる光は少ないし、長ければ入ってくる光は多いというイメージ。

 

ただし、ここで一つ注意点。

 

シャッタースピードを長くすると写真がぶれやすくなります。手ブレだったり被写体ブレだったりが起こるわけです。

 

ここでは手ブレや被写体ブレについての説明は省きますが、つまりシャッタースピードを長くするとブレやすくなるということ。

 

なので、あまりむやみやたらにシャッタースピードを遅くするわけにはいきません。

 

そんな時、活躍するのが『ISO感度』。これ以上、シャッタースピードを長くすると手振れするという時に『ISO感度』を上げることで適切な明るさに調整して撮ることができるのです。

 

はい!!ここで疑問を持ったあなたは鋭い!!

ここまでを読むと、シャッタースピードや絞りで明るさを調整することに限界があるなら、最初から『ISO感度』で明るさを調整すればいいじゃんって思いますよね。

 

でも、なかなかそうはいかないわけです。それを次のデメリットの中でお伝えします。

『ISO感度』を上げることによるデメリット

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ノイズが増える

基本的に写真を撮る際にはISO感度が低くてもノイズは生じています。見た時に気づかないだけで。

 

それがISO感度を上げることにより、光を増幅するとともにノイズと増幅されてしまいます。だから、ISO感度を上げるとノイズが増幅されるわけです。

 

ただ、最近のカメラは性能が良くなりISO感度を上げてもノイズが目立たなくなってきました。

 

どこまでを良しとするかは撮った人の感覚によって違いますが、ぼくの主観では最近のカメラだとISO感度3200位までならそこまでノイズが気にならないのではないかと思っています。

 

ただ、センサーサイズやカメラの機種によってノイズの出方は様々なので、基本的には実際に撮ってみてどこまで許容できるのかということになると思います。

『ISO感度』って結局どうすればいいの?

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結局大切なのは『絞り』『シャッタースピード』『ISO感度』のバランスだと思います。

 

どんな絞りで撮りたいか、どれくらいのシャッタースピードで撮りたいか、そのためにはどの程度ISO感度を上げれば良いかというように、ISO感度単体で明るさを考えるのではなく、それぞれの関係性の中で調整するというのが基本だと思います。

 

ただ、ここで注意してほしいのがノイズを気にしすぎてISO感度を上げることに必要以上に消極的になること。

 

実は、ぼくはその傾向が強くて、暗い場面でも出来るだけISO感度を上げずにシャッタースピードを遅くして撮影していました。

 

その結果生まれるのは大量の手ブレ写真

 

暗い写真を明るくするのは、撮影後のレタッチ(編集)である程度はなんとかなります。ただブレは無理。どうしようもありません。

 

先ほども言いましたが、やはり適切な明るさにするには『絞り』『シャッタースピード』『ISO感度』のバランスが重要。

 

場合によってはISO感度を上げることに躊躇せず、適切なシャッタースピードをかせぐことも重要です。

『ISO感度』についてのまとめ

今回は『ISO感度』についてご説明してきました。

まとめるとこんな感じでしょうか。

 

  • 読み方は『イソカンド』もしくは『アイエスオーカンド』
  • 『ISO感度』はカメラに取り込む光の増幅器
  • 『ISO感度』を上げると明るくなるがノイズも増える
  • 『絞り』『シャッタースピード』『ISO感度』のバランスの中で明るさを調整する

 

ぼくが調べてみた結果なので、間違ってたらごめんなさい。優しいご指摘お願いします。

 

ISO感度は明るさを決める際の重要な要素となってくるので、しっかり理解したいところ。ぼくも理解を深めて、しっかり活用できるようになりたいです。