全国のSONYユーザーのみなさん、こんにちは。ちゅうです。
これまであまり触れてこなかったのですが、やはりSONYユーザーとしてはこのまま触れないわけにはいきません。
そう、SONYの最新カメラα7Ⅳ。
今日はこのカメラの話をしましょう。
α7Ⅳの話をしよう!!
SONYの最新カメラ(2022年2月現在)、α7Ⅳ。
販売からすでに1カ月半が経過しております。(2021年12月発売)
この前機種のα7Ⅲは、高スペックのモンスターマシンでかつコスパの高いコスパモンスターカメラとして有名。
正に、ベーシックの水準を変えたカメラと言えるでしょう。
そんなカメラの後継機。期待しないわけがありません。
機能面は確実に性能アップ
機能面は確実に性能アップしていると言えるでしょう。
ぼくが特に魅力的に感じたポイントを紹介していきます。
まず一番分かりやすいポイントとして画素数
画素数は高ければいいというわけではありませんが、高画素機の方がトリミングに強かったり解像感が高く感じられたりといったメリットは生じます。
デメリットとしては容量が重たく、データの取り扱いが大変という点があります。
その点、α7Ⅳは有効画素数3300万画素と個人的にはとても扱いやすそうな画素数だと感じています。
ちなみに前機種のα7Ⅲは2420万画素です。
新開発イメージセンサーと画像処理エンジンを搭載
新開発のイメージセンサーと最新の画像処理エンジンで画質が向上されているとのこと。この画像処理エンジンはSONYのフラッグシップ機と言われるα1にも使われているようです。
公式ホームページの作例を見たけど女性の顔のアップを写した1枚がヤバかった・・・。
また、これらのセンサーやエンジンのおかげで色味も良くなったようです。
クリエイティブルックなども搭載され、作品以外の家族写真や旅行写真などはJPEG撮ってだしでもかなりいい感じになりそうです。
最新のオートフォーカス
これは使っていないので何とも分かりませんが、α7Ⅲよりも多くの位相差測距点を搭載することで、精度が向上しているとのこと。
特にリアルタイムトラッキングの機能はすごい。
狙いたい被写体を選択し、シャッター班押しで自動追尾してくれるという優れもの。
これはほしいなぁ。
更に瞳オートフォーカスの性能も上がっているとのこと。
ぼくの使うα7RⅢでは、マスクを着けている人の瞳オートフォーカスが弱く感じているので、この辺もどれほど進化しているのか気になるところ。
なんやかんやで便利なバリアングルモニター
個人的にはバリアングルは好きではないんですよ。軸がずれる感じがして。
一番ベストなのは、NikonのZ9のような縦構図にも対応したチルト。
ただ、α7Ⅲやα7RⅢなどの2軸チルトと比較するとやっぱりバリアングルは便利が良さそう。
ぼくは最近、縦構図にはまっているのですが、2軸チルトだとローポジションでの縦構図が対応できないので撮りにくいんですね。
その点、バリアングルなら背面モニターをクルッとすれば縦構図だろうと安定した姿勢で撮れるのでなんやかんやで便利だと思う。
気になる点は・・・?
これだけいい所をまとめてきましたが、気になる点もあります。
クロップなしで4k60Pあれば嬉しかった
ぼくは動画はあまり撮りませんが、興味はあります。
実は、もしα7Ⅳを購入できたら動画もしてみようかなと思っていました。
ただ、4K60Pがクロップされるということが少し使いにくそうだなと感じ、動画するならやっぱりα7sⅢかなぁと思うようになりました。
4K60Pがクロップされ、さらにアクティブモードという手振れ補正もつけたらさらにクロップされるというのはちょっと使いにくそう。
動画したことないから知らんけど・・・。
でも、まぁ十分な動画性能なんですけどね。
α7Ⅳで動画入門して、本格的にしたくなったらα7sⅢへアップグレードって感じですかね。
写真の画質という点ではα7RⅢで満足している
ぼくがα7Ⅳに手を出せない理由がここですね。
正直、写真を撮るという上ではα7RⅢで満足しちゃってるんですね。
α7RⅢはいいカメラなんですよ。
4240万画素でα7Ⅳよりも高画素で、解像感も素晴らしい。
確かにα7Ⅳの方がオートフォーカス等の性能では進化していますが、現状でもそこまで困ってないんですよね・・・。
一つ決定的に不満なのは2軸チルトということかなぁ。
でも、バリアングルのために買い替えるのもなぁ。
ボディを買い替えてお金を出すくらいなら、そのお金でレンズ買いたいっていうのが本音。
値段が高い
値段については後述しますが、正直もう少し安い金額を期待してしまっていた。
なんて言ったってあのコスパモンスターα7Ⅲの後継機なんだから、25万円前後を期待していたのですがやはり30万円程度になりましたね。
このスペックのカメラなら当然な金額なのですが、どうしてもα7Ⅲの初値の22万円というのが衝撃的過ぎて期待しすぎてしまいました。
視点を変えてこのカメラを見てみると・・・。
α7Ⅳと言われるとどうしてもα7Ⅲの後継機として見てしまいます。
つまり、高スペックでありながら低価格で販売したコスパモンスターの後継機という見方です。
そのため、先述の通りα7Ⅳの値段を聞いた時、高いなと思ってしまいました。
ところが、他の方のレビューやYouTubeでの感想を聞くと他の視点でこのカメラを見られている方もいらっしゃいました。
その視点とは、SONYのフラッグ機であるα1の廉価版。
確かに、α7Ⅳはα1から引き継いだ機能もたくさんあります。
オートフォーカス性能や画像処理エンジンなどα1と同等の所も多い。
そう考えるとα1の低画素版とも言えるんですよね。
その視点で見るとガラッと印象が変わります。
α1が現在の最安値で72万円。
そのカメラの廉価版が30万円。
・・・。
・・・・。
・・・・・安くない??
恐ろしいですね。視点を変えるとこんなにも物の見え方は違うのか・・・。
α7Ⅳは視点によって見え方が変わってくる不思議なカメラ
α7Ⅳは視点によって見え方が変わってくる不思議なカメラです。
α7Ⅲの後継機と見るか、α1の後継機と見るか。
まぁ、そんな主観を覗いて客観的に見ても素晴らしいカメラで、このカメラが30万円かかるというのは妥当な気がしてきましたが。
ただ、ベーシックカメラという立ち位置は難しいのかなとは思います。
この値段、スペックでベーシックとは言いにくい。
やっぱりベーシックというならα7Ⅲやα7cなのかなと思います。
間違いなく言えるのはα7Ⅳは魅力がいっぱい詰まったカメラだということ。
α7Ⅲかα7Ⅳかで悩んでいる人には、予算が許すのであればα7Ⅳをおすすめすると思います。
あぁ、使ってみたいなぁ・・・。