先日発表されたCanonのEOS R5。
さすがのモンスターっぷりを発揮してくれました。
特に動画性能では特出したものがあり、これからのカメラの流れを変えそうな雰囲気すらあります。
そんな中、実はいっしょに発表されていたのがEOS R6です。
『どうせR5の劣化版なんでしょ?』
と思ったそこのあなた。
それがねぇ、そうでもないんだなぁ・・・。
むしろ本命?!
今回はそんなEOS R6についてまとめてみたいと思います。
高水準のニュースタンダードCanon EOS R6!!
先日発表されたCanonの最新機種の1つEOS R6。
EOS R5というモンスター機種の陰に隠れてしまいそうですが、調べてみるとこのカメラ、実はこれからのカメラのニュースタンダードとなるカメラなんじゃないかと思わせるほどのものです。
今回はこのカメラについてぼくの思ったことを紹介していきます!!
スチル性能は画素数以外ほぼEOS R5と同スペック!!
細かい所の差はいくつかありますが、スチル性能でいえば大きな差としては画素数くらいかと感じました。
上位機種であるEOS R5は4500万画素であるのに対して、EOS R6は2010万画素。
2010万画素をどう捉えるかによって、このカメラの価値は大きく変わります。
『正直2400万画素くらいは欲しかった。』と思う人もいれば、『余裕のある画素数にしてくれたおかげで暗所耐性も高くなって良い!!』という人もいるでしょう。
これは扱う人の好みによるのかと思います。
上位機種が高画素機であることを考えると、このカメラは画素数を抑えて暗所耐性などに力を注ぐことで差別化を図っているのかなと感じました。
解像感が気になるという方は公式ホームページでサンプル画像を見比べるといいかと思います。
その他は、オートフォーカスも同等のものだし連射性能も変わらなかったので、本当に画素数だけが違いなのかと感じています。
動画性能は差別化されている
一方、動画性能では上位機種との差別化が図られています。
上位機種のEOS R5では、8K/30Pでの動画撮影やハイフレームレートで4K/120Pでの撮影が可能でしたが、EOS R6では、4K/60PでハイフレームレートはフルHD/120Pとなっています。
動画性能に関しては、ぼくは知識が浅いのでYouTubeなどを見て勉強させていただいたのですが、ぼくの調べたところではフルHDでの撮影でも十分という意見が多いようです。
実際にたくさんの動画を拝見しましたがフルHDの動画でもかなりキレイだしカッコいいものが多かったです。
ガッツリ4K・8Kを使って動画撮るんじゃー!!という方は上位機種の方が幸せになれると思いますが、ぼくのようにこれから動画始めようという方はEOS R6でも充分すぎる性能があると思っています。
EOS R5より15万円程度お値段が安い
ここまでを見てもかなり優秀なこのカメラ。
お値段の方も抑えられていて、価格ドットコムの最安値で30万1950円(2020.7.11現在)となっています。
EOS R5よりも15万円も安い!!
それなら浮いたお金でレンズ1本買っちゃたほうが幸せなんじゃないのと思ったのは、ぼくだけではないはず!!
Canon EOS R6のまとめ
EOS R5の動画性能はガッツリ動画を撮るという人以外にとってはオーバースペックだと感じているので、個人的にはEOS R6の方がおすすめです。
ただ、今回のCanonの発表を見て感じたのは今後のカメラは動画性能が発展していきそうだということ。実際に動画を撮る方も増えてきていると感じています。
おそらく今後は、4Kや8Kで動画を撮るということも当たり前になってくると思います。
そういう意味で、スチル性能と動画性能のバランスを考えると、このEOS R6という機種はこれからのカメラの新しいスタンダードになるのかなと感じました。
EOS R5にしてもEOS R6にしても、とても興味深いカメラです。
早くたくさんの方の作例を写真、動画共に見たいと思います。