新時代の幕開け。
この謳い文句をひっさげて、ついにCanonがあるカメラの発表を行いました。
そう、そのカメラこそEOS R5!!
新時代の風を感じさせるこのカメラについて、ぼくの思うところをまとめていきたいと思います。
Canon EOS R5発表!!
正直言って、すんごいカメラが発表されました。
『新時代の幕開け』というだけあって、Canonさんもかなり気合が入っているよう。
詳しいスペックは公式ホームページや他の方の記事で確認してもらうとして、今回はぼくの気になるポイントを中心に、その魅力をご紹介していきます。
扱いやすい4500万画素で高画質
カメラが好きな人の誰しもが気になる解像度。
EOS R5では、4500万画素に高性能センサー、純正レンズの使用で最高解像を実現とのこと。
最近はカメラの高画素化が進んでいて、この4500万画素というのも高画素機に含まれます。
ぼくの使っているSONYのα7RⅢも4240万画素なので、ほぼ同等の画素数。
最新機種のα7RⅣなんかは6000万画素を超えていて、とてつもない画素数となっています。
ただ、個人的には4500万画素程度が1番扱いやすいと感じています。6000万画素はぼくにとってはオーバースペック。
データ容量が大きくなりストレージを圧迫するし、6000万画素を扱うとなるとパソコンのスペックも高性能なものを求められます。
その点、4500万画素程度であれば充分な解像度を保ちつつ、6000万画素に比べてストレージも圧迫せずにすむし、そこそこのパソコンのスペックがあれば少ないストレスでデータを扱えると思います。
ぼくの使っているパソコンに関してはこちらを参照ください。このスペックがあると4240万画素のα7RⅢのレタッチなどは、そこまでストレスを感じずに扱えます。
また、EOS R5は1.6倍の画角になるクロップ撮影でも1730万画素あるので充分。
高画素機として、ちょうど良い画素数で扱いやすそうだと感じました。
最大で8段分の手振れ補正
ついにCanonのカメラでボディ内手振れ補正が搭載されました。
しかも、手振れ補正機構搭載のRFレンズを使用した場合、最大で8段分の手振れ補正となるとのこと。
え?8段?!
ハンパなくない??
8段分の手振れ補正って、ほとんど三脚無しで撮れちゃうんじゃないの??
もちろん、手振れしないようにしっかり構えて撮ることが大切ですが、手振れ補正機能の恩恵のおかげで今までできなかった表現ができることもあるかと思います。
そういう意味では非常にありがたい機能。
高性能なオートフォーカス
Canonのオートフォーカスといえば速いというイメージがありますが、今回のオートフォーカスもかなり優秀そう。
瞳オートフォーカスもかなり速く反応し、追従性も良さそうです。
SONYのお家芸というイメージがありますが、その性能もかなり肉薄してきたのではないでしょうか。
今後、販売されて実際に使ってみた方のレビューが楽しみですね。
また、オートフォーカスの測距エリアは縦横ともに約100%をカバーするとのこと。
コレすごいなぁ・・・と思いましたが、正直今の測距エリアでも十分な印象があるので、これがどれくらい使いやすくなるかは触ってみないことには分かりませんね。
超優秀な動画性能
このカメラの売りと言えばやはりココ!!超優秀な動画性能!!
これはほんとスゴイです!!
なんと、8K/30Pで動画を撮ることができます!!
8Kですよ?!8K!!
すごすぎる!!
4Kだと120Pで撮ることができ、より滑らかな動画を撮ることができます。
ちなみにタイムラプスでの撮影も8Kに対応しているというモンスターっぷり。
最近はミラーレスカメラで動画を撮影することが流行ってきているので、動画撮影をしている人から見たらすごいスペックに感じるのではないでしょうか。
ぼくは動画はあまり撮らないので詳しくは分かりませんが、かなりスゴイ動画性能なようです。
EOS R5の気になる点
新時代を切り開くEOS R5ですが、気になる点が無いかというとそうでもありません。
ぼくが気になる点は大きく2つ!!
最後にその2点を紹介したいと思います。
値段が高い
価格ドットコムの最安値(2020.7.11現在)で45万5400円。
このスペックを考えると決して驚くような金額ではありません。でも、簡単に手を出せる金額でもない。
このカメラは動画性能が1つの大きな特徴となっているので、動画を撮らないという人に関しては、この金額は躊躇するように感じました。
個人的には写真をメインで撮りたいという方は、既存のカメラを購入して高性能レンズを何本か購入した方が幸せになれる気がします。
動画性能がオーバースペック
先ほどから何度も申し上げている通り、このカメラの大きな売りは動画性能だと思います。ぼくも最近、動画撮影に少しずつ興味がわいてきました。
ただ、ぼくのようにこれから動画を撮り始めたいという方にとってはオーバースペックすぎて手に余るような気がしています。
もちろん、ガッツリ動画撮影に踏み込む覚悟があるなら最初からいい機材を購入するのもいいかと思いますが、ぼくにとっては正直4Kですらオーバースペック。
まずは、扱いやすいフルHDでたくさん動画を撮影してみて、必要であれば4K、8Kでの動画撮影に取り組んでいく方がとっつきやすいのかなと思っています。
Canon EOS R5についてのまとめ
高性能なカメラで特に動画性能が新次元のCanon EOS R5。
写真と動画を高い次元で撮影することができ、クリエイティブな作品を生み出せるカメラとなっています。
このカメラから、これからの新たな流れが生まれるような気もします。
このカメラが実際に販売され、写真、動画共にたくさんの方々の作例が出てくるのが楽しみです。