温かくなってきて春の訪れを感じる今日この頃。
ぼくの住む場所では、桜はまだまだですが菜の花がきれいに咲いています。今回はそんな菜の花の撮影に行ってきたのでご紹介したいと思います。
撮影の際に意識したことも簡単に記載していますので、初心者の方やこれから撮りに行かれる方の参考になれば幸いです。
α7RⅢをもって菜の花撮影してきた話
菜の花の撮影スポットを教えていただきました
今回は、『日々の楽しいブログ』を運営されているku-さんより、おすすめの菜の花撮影スポットを教えていただいたので撮影しに行ってみました。
ココでいつもお世話になっているku-さんのご紹介。
ku-さんの運営されている『日々の楽しいブログ』は九州北部を中心に各地の史跡を巡り写真とともに歴史も紹介してくれます。
撮影場所の座標値を載せてくれるので、マップにコピペするとその場所がピンポイントに分かります。
今回ご紹介いただいた場所も座標値で教えてくださったので、非常に助かりました。
そんなku-さんの『日々の楽しいブログ』はコチラ。
ku-さん、ありがとうございました!!
それでは、撮影した写真を紹介していきたいと思います。
菜の花を135mmでぶっ放す!!
これこれ。今回したかったのはこれなの。
菜の花畑で135mmをぶっ放す!!
ロックですねー。ロッケンロール!!
菜の花を撮影しようと決めた時から、こういう感じで撮ろうと決めていました。
この写真のポイントは単純にボケ。
背景をぼかすだけでなく前景もぼかすことで、一部分だけが浮かび上がってくるような一枚になりました。
135mmという焦点距離は中望遠レンズなので、非常にボケが大きいため相性がいいと思います。
絞りとシャッタースピードには注意が必要
今回使ったレンズの絞りは開放でF1.8です。
今回も最初は開放で撮っていたのですが、思っていた以上に被写界深度が浅くピントが合う範囲が狭い。
また、このレンズはオートフォーカス性能が優秀なのでピント合わせはしやすいレンズなのですが、この日は強風で常に花が動いているのでピントを合わせることにも苦戦しました。
そこで、まずはシャッタースピードを上げて風が吹いてもブレないようにし、絞りもF2.8 位まで絞り十分なボケを得つつしっかりとピントが合うように調整しました。
F1.8などのスペックのレンズを使うと、つい開放で撮りたくなりますが状況に合わせて絞りを調整することも重要だと思います。
シャッタースピードを遅くし、被写体ブレを生かして撮影
コチラはあえて被写体ブレを生かして撮影しました。
先ほども述べましたがこの日は風が強かったので菜の花が盛大に動く。まさに菜の花のヘッドバンキング。
爽やかにロックしてます。ロッケンロール!!
そんな様子が面白かったので何とか写真に収められないものかと思い、撮ったのがコレ。
NDフィルターを活用し、シャッタースピードを1秒程度にした気がする。
菜の花の動きを表現したかったので、雲は流れないようにシャッタースピードを調整しました。
この撮り方は、花を撮るときに少し変化が出るので最近お気に入り。
他の風景と絡める
撮影をしていると、太陽が雲に隠れ光の筋が!!
シャッターチャーーンス!!!
ということで撮れたのがコチラです。
雲が良い感じで出ていて、動きを見ていると太陽と重なりそう。それなら、きれいな光芒が出るんじゃないか・・・なんてことは全く思いませんした。
ハイ、完全に偶然です。まさに偶然の産物。
でも、こうやって他の要素と絡めることでまた雰囲気が変わって面白いですね。
菜の花が手前から奥に広がっているおかげで、光芒に視線が誘導されるのもラッキーでした。
写真では主題と副題が大切とよく言われますが、確かに複数の要素が組み合わさると面白くなることがあるとぼくも思います。
どう組み合わせるかが難しいのですが・・・。
菜の花撮影のまとめ
今回はやりたかったことがいろいろできて満足でした。
特に135mmをぶっ放したいと思っていたので、それができて良かったです。
これから桜も咲き始めるので、その時は中望遠レンズの圧縮効果を生かした撮影をしたいなぁ。
課題として残ったのが、光芒のレタッチ。どうしても光芒を目立たせようとするとケバケバしくなってしまった。
コントラストとかは抑えめにして、あまりやりすぎないようにしたことで今の形に落ち着きましたがもっと勉強が必要だと感じました。
さぁ、これから本格的に春到来します!!
コロナの影響で大々的なお花見などは難しいかもしれませんが、近所の公園で家族でゆっくりピクニックでもしたいなぁ。
桜を背景に家族の写真を撮りたい!!