全国のカメラ好きのみなさんこんにちは。ちゅうです。
最近気になっている焦点距離のレンズがあります。
そう、王道の50mmの単焦点レンズ。
50mmの単焦点レンズと言えば、各メーカーが威信をかけて発表しているレンズ。
NikonでいえばNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sであり、SONYであればFE 50mm F1.2 GMといったように、各メーカーの技術の結晶が積み込まれたレンズが多いことで有名。
今日はそんな50mm単焦点レンズで、新たに注目のレンズをご紹介してみます!!
SAMYANG(サムヤン)の新レンズ!!AF50mmF1.4 FEⅡはEマウント標準単焦点レンズの新たな選択肢!!
今回紹介するのは、SAMYANG(サムヤン)から販売されているSONY FEマウント用レンズ、AF50mmF1.4 FEⅡというレンズ。
今回はこのレンズについてお話していきましょう。
SAMYANGというメーカーについて
SAMYANGというメーカーは1972年に韓国で設立された光学レンズ専用メーカー。
日本ではケンコー・トキナーさんが取り扱っているようです。
日本語に対応した公式ホームページもあり、SAMYANGの新製品の情報を得ることもできます。
公式ホームページはコチラ。
SAMYANG AF50mmF1.4 FEⅡの魅力
さぁ、ここからはこのレンズの魅力について語っていきましょう!!
F1.4の明るいレンズ
まず、このレンズの大きな魅力はF1.4という明るさ。
F1.4まであれば暗い場面でも扱いやすいですし、何よりも背景を大きくボケさせることができます。
単焦点レンズと言えばF1.8というイメージがありますが、さらに明るいF1.4にはロマンがありますね。
そして、SONYの50mmの単焦点レンズって意外とF1.4以下のレンズが少ない。
純正からはZEISSのF1.4とF1.2GM。
サードパーティからはSIGMAからF1.4が出ていますが、このレンズはもともと一眼レフ用のレンズとして設計されたもののマウント部分をSONYのEマウントに合うようにしたものなので、設計が古いんですね。
SIGMAから新しい50mmが出たらかなり魅力的なんだけどな・・・。
ちなみにぼくの大好きなTAMRONからは50mmはないみたいです。
充分な描写力
作例を見てみましたが、優秀な写りをしているように感じます。
解像感もしっかりあるし、F1.4の大きなボケも魅力的。
海外のレビューを見ても、充分な解像性能と謳われているようです。
その方のレビューを見る限り、SONYの50mmGMにはわずかに及ばないものの、α1などの高画素機でも十分な写りをするようです。
軽量コンパクトで持ち運びやすい
このレンズはとにかく軽くてコンパクト!!
もしかしたら最大の魅力と言えるかもしれません。
例えば50mmGMなんかは、長さが108mmで重さが778g。一方でSAMYANGのレンズは、長さが88.9mmで重さが420g。
SAMYANGのレンズめちゃくちゃ軽くない??
個人的にはサイズや重量っていうのは結構大切で、軽くて取り出しやすいといろんな撮影に持っていこうと思えるんですよね。すると撮影機会が増える。
撮ってなんぼだと思うので、やっぱり取り回しがいいっていうのは大きな武器だと思うんです。
特に50mmの単焦点でぼくが撮りたいものと言えば基本的に子どもや家族なので、できるだけ小さい方がパッと撮れて助かるんですね。
手を出しやすい金額
50mmGMレンズと比較しても見劣りしないほどのこのレンズ。
そのお値段、なんと約8万6千円(2022年2月現在の最安値)。
これは安すぎるでしょ?!10万円いかないんだよ??
ちなみに比較された50mmGMは約23万8千円。
3倍近い値段の差!!
これはかなりコスパが高いですよね?!
唯一心配なのが色味
こんな素晴らしいレンズですが、唯一心配しているのが色味。
完全なる勝手なイメージですが、SAMYANGのレンズで撮った写真ってなんか黄色が強いイメージがあるんですよね。
ただ、コレは海外の方が撮った作例を多く見ていて、そもそもの景色の色味が日本と違ったり、レタッチの好みだったりする可能性があるので本当にぼくの勝手なイメージです。
ここばかりはもっとたくさんの作例を見てみなければ分かりません。
SAMYANG AF50mmF1.4のまとめ
かなりコスパの高い優秀なレンズなのではないでしょうか。
意外と選択肢の少ないSONYの50mm単焦点レンズの中で、貴重な選択肢となるように思います。
もっとたくさんの方が使用し、レビューが増えてくるとよりこのレンズの素晴らしい点や改善すべき点が見えてくるような気がします。
個人的には今、50mmの単焦点を購入するのであれば、このレンズを選ぶかもしれません。
SIGMAあたりからミラーレス機用に設計された新たな50mmが出れば面白いんだけどなぁ・・・。