ふぉとの輪

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クリアな写真の秘密に迫れ!!SONY vs Nikon!!

みなさんこんにちは。家族内で溶連菌パンデミックになり久しぶりのブログ更新です。
体調管理には気をつけましょう。

 

さて、みなさん。特にNikonユーザーではないみなさん。最近、よく耳にしませんか?「NikonのZマウントは信じられないクリアな写りだ!!」

 

こんな言葉を聞くと僕は思わずにいられないのです。
「クリアな写りってなんだ?!?!?!?」と。
色の問題か?解像度なのか?それとも他の何かなのか?!?!?!?!?!

 

気になってしまったら止められない。

そこで今回は久しぶりにも関わらず、SONY VS Nikonの禁断の比較という恐ろしいテーマについてお話ししていこうと思います。

正直、ちょっと不安・・・。

禁断の比較!!SONYとNikonを比べて思うこと!!

当然ですが、今回の記事は完全なる僕の主観&感覚的な話です。それが正しいか正しくないかは分からないのでそこのところよろしくお願いします。

また、比較と言っていますがレンズやその他設定など細かい点までそろえて比較したわけではありません。

つまり、ゆるい気持ちでご覧ください笑

 

1:色について

SONY α7RⅢ Tamron 28-75mm F/2.8 Di III RXD

まず、色について一言で言うとSONYの方が派手で Nikonの方は自然

もう少しいうとSONYの方が色のコントラストがはっきりしていて、Nikonは諧調が豊かで色のグラデーションがキレイだと思う。

 

これはもう、、、ね。好みの問題だよね。
個人的に風景撮っててその時にモニターでテンションが上がるのはSONYなんだけど、家に帰ってモニターで見るとNikonもいいなと思う。

 

あと、Nikonは青がなんか特徴的に感じる。というか他の色の出方と比べて青がはっきり出るように感じる。僕だけ?

Nikon Zf NIKKOR Z 40mm f/2

 

2:シャドウ部の表現の違い

色と被るところもありますが、シャドウ部の表現について。

 

NIKONのZfで撮影で最初に思ったことが「黒がきれい!!」と言うこと。
黒が黒としてしっかり写っていて、それでいて黒つぶれせず表現が繊細。黒がしっかりと締まってくれるので写真にメリハリが生まれる感じ。

これは僕の妻もZfで撮った写真を初めてみた時に「黒がキレイだね!!」と言っていたので間違いないのかなと。

 

一方のSONYはシャドウ部がちょっと青味がかっているような印象。
僕はSONYの青味も嫌いじゃありませんが、どちらかというとNikonの方がシャドウ部の表現は好きかな。

 

3:線の違い

結論から言うと、SONYの線は比較的太くてくっきりしていて、Nikonの線は細くて繊細という印象。 

 

ただ、これは正直見比べてもはっきりと見分けがつくか自信はありません。自分が撮った写真を後から見返してみるとなんとなくそんな感じがするといったところでしょうか。

そのせいかNikonの写真の方がスッキリした印象をうけます。

 

4:オートフォーカス速度は変わらないが被写体検出はSONYが優秀?

正直、これは使い慣れていてクセが分かっているということも関係しているかもしれません。

 

オートフォーカスの速度についてはNikonもSONYも大差ないように感じます。
ただ、被写体の認識に関してはSONYの方が優秀な印象。

撮りたいものにピントを合わせてくれるのがSONYなんですよね。

Nikonはそっちじゃないって方にピントを合わせてしまうことがしばしば。

 

ただ、Nikonの設定も追い込んでしているわけでもないし、先述したように使い慣れているからそう感じるだけかも。
これはもう少し長期的に使用してみないと分からないかも。

 

5:解像度について

SONY α7RⅢ FE135mmf1.8GM

解像度については正直分かりません。
と言うのも僕が持っているSONYのα7RⅢは4000万画素を超えるいわゆる高画素機。一方、NikonのZfは画素数が2000万台のカメラです。
そもそもの条件が違うので比較は難しい。

 

ただ、画素数でいえばSONYのα7RⅢの4000万台っていうのは非常に使いやすい。当然、高画素機ですので細かい所まで写ります。
ニャンコなんて毛並みの一本一本が精細に写るのはもちろん、目の中の血管まで写し出します。(上の写真はブログ用に圧縮しているので分かりませんが・・・。)
これは高画素ならではで、一度この精細さを体感してしまうとたまらない感情になることと思います。

 

そして、4000万画素もあるとトリミング耐性も強いですし使い勝手がいいです。
正直、これ以上の高画素となるとオーバースペックだしファイルサイズも大きくなるので個人的には必要ない。

 

Nikon Zf NIKKOR Z 40mm f/2(良い作例がなかった・・・。)

一方でNikonのZfはバッキバキの解像といった印象はありません。ですが、十分な解像だと思います。

 

で、さらに感じたのが中央の解像度と端の解像度の差が小さいということです。
普通、写真は端っこの方の解像度が落ちやすいのですがNikonは端っこも中央と同じような感じで解像している印象。

ピント面をバッキバキに解像しているのが高画素機のSONYであれば、必要十分な解像を画面全体で行なっているのがNikonといった所でしょうか。

 

ということは、Nikonの高画素機はバッキバキに解像しつつ画面全体でその描写を保っているということ?オソロシイ。。。

 

ちなみにNIKKOR Z 40mm f/2の特性かもしれませんが、F値を開放して撮ると柔らかい描写になります。富士フイルムのX100Fに近いものを感じる。

ただし、ボケがキレイでピント面から背景がとろけるようにボケていきます。僕はボケの良し悪しがイマイチよく分からないのですが、このレンズのボケはキレイだなと思いました。

 

6:サイズ感について

最後にサイズ感について。これは完全にSONYが小型軽量

Nikon Zfも小さそうに見えてなかなか大きいですからね。もちろん他のNikonのカメラはもっと大きいです。(フルサイズ機に関して)

そしてNikonはカメラも大きければレンズも大きい
僕が持っているレンズは小型もレンズなのですが、他のレンズを見るとやはり大きくて重い印象をうけます。
それでも一眼レフ時代よりは軽量になっていますが、SONYと比較すると差は歴然。

サイズ感というのは、人によっては優先順位がかなり高いこともあるので、気になっている方は一度実際に手にとってみた方がいいかと思います。

 

SONYとNikonを比較してみて

結局、Nikonの「クリアな表現」とはなんぞや?

と考えてみたところ、おそらく「繊細な色表現」「細くて緻密な線」「画面全域で一貫した解像度」といった所でしょうか?

 

ただ、どっちが良い悪いではなくてあくまで好みの問題かと。僕はSONYで撮った写真も好きだし、今は撮りやすいのはSONYです。

 

結局は好きなカメラで撮るのが一番良いのかなと思います。好きになる要素は人それぞれで、デザインでもいいし、サイズ感でもいいし、撮れる写真の感じでもなんでも良いのだと思います。

違いを理解しつつ、自分のお気に入りのカメラを見つけて撮影機会を増やすことが一番かなと思います。

 

最後に注意点

最後に再度確認ですが、今回の内容はあくまで僕の主観です。感覚です。

「いやいや色表現は〜だろ!」とか「線の細さはSONYの方が・・・」とか僕と違う感じ方をされている方もいるかと思います。

僕が間違っているかもしれませんが、あくまで僕の感想を書き綴っているだけなので、そこの所はご理解ください。

 

それと、最後に注意点。

今回の比較はNikonのZfとSONYのα7RⅢ。
ZfはNikonの最新機種ですがα7RⅢは2世代前の機種
そのため、最新のSONYの描写は正直分かりません。

これはちょっと声を大きくしていっておかないと、勘違いされると困るので。

 

とにかく結論は、みなさん好きなカメラを買って一緒にカメラライフを楽しみましょう!!