【2019.11.26公開】【2022.4.10追記】
写真を初めて、しばらくたつと誰もが感じること。
そう。
『超広角レンズが欲しい!!』
多分、この記事にたどり着いたあなたもそうでしょう。
ただ、超広角レンズってちょっと難しそう。レンズ選びも慎重になりますよね。
まさにぼくもその状態で、自分の考えをまとめるためにも今回はSONY用FEマウント対応の超広角レンズでぼくが気になっているものを紹介します。
ぼくの気になる超広角レンズの条件
まず、ぼくの求める条件は2つ。
1つは明るいレンズであること。
やはり、星景写真等を考えた時に明るいレンズがいいなぁと。星用に別のレンズを買うというのもありかもしれませんが、ぼくの経済力では厳しい。早く宝くじ当てないと。
2つ目はズーム機能のあるレンズであること。
ぼくのイメージとして、超広角域は構図が大事になってくる気がするんですよね。
その時に、単焦点だと構図の自由がきかなそう。ズームで色んな画角を試してみて、ぼくの得意な画角を見つけてから単焦点に移りたいなぁ。と思うわけ。
以上、2点の条件を踏まえてぼくの気になるレンズを紹介します。
TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)
まずは、コレ。大人気タムロン先生の放つ超広角レンズ。大本命のレンズです。
このレンズの最大の魅力は何と言っても、取り回しの良さ。
重量わずか420gと超軽量。この軽さは嬉しいですよね。
特にぼくは最近、登山も始めたので軽いというのは非常にありがたいです。
三脚を使ってしっかり撮るもよし、手持ちでスナップ感覚で撮るもよし。撮影の幅が広そうですね。
それと、このレンズのフィルター径は67mm というのもポイント。
ぼくの持っているタムロンの標準ズームと同じフィルター径。つまり、NDフィルターやPLフィルターを使い回し出来るということです。
これは、かなり嬉しいポイント。フィルターも揃えなおすとなるお値段が高いですからね。
さらに、このレンズの一番のおすすめポイントは寄れること。
最短撮影距離が19cmとかなり寄れます。寄れることで遠近感を出したり、構図の幅が広がったりと使いやすそう。
そして、気になるお値段ですが2019年11月現在でなんと10万円をきっています。かなりコスパが高い製品です。
一方、気になる点は2つ。
1つ目は、広角域が17mmスタートということ。超広角というには若干狭い。この他のレンズは16mm以下からのスタートなので、広角側の1mmは大きいと言われる超広角レンズとしては気になるところです。
2つ目は、α7RⅢの高画素を生かし切れるかということ。
ぼくはタムロンの標準ズームを使用していますが、これまでに画質が悪いと思ったことは一度もありません。
ただ、α7RⅢの高画素を最大限生かすのであれば後述のレンズの方がいいのではないかと思ってしまうのも事実です。
ちなみにα7Ⅲだったら間違いなくこのレンズにしていたと思います。
コスト・写り・取り回しのバランスがいいのは間違いない!!
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN [ソニーE用]
続いてはコチラ!!サードパーティレンズの雄!!シグマ!!!
このレンズは2019年 8月23日販売の新しいレンズです。
このレンズの魅力は、やはりその解像度。
シグマのアートシリーズと言えば、シグマレンズの中でも高性能なレンズ群。作例やレビューを見てもやはり確かな性能のようです。この解像度はα7RⅢの高画素機で一度試してみたい。
メーカーHP内で『星景写真用レンズの決定版』と記載され、画面周辺まで解像度が落ちないとのことです。風景、星景ともに解像度の高い写真が撮れるのではないでしょうか。
また、広角域が14mmスタートというのも嬉しいポイント。
14mmあればかなり広く景色を切り取ることができます。超広角のダイナミックな写真を存分に楽しむことができそうです。星景では天の川の撮影などでも活躍してくれそうですね。
気になる点は、出目金レンズであること。
プロテクトフィルターがつけられないのはもちろん、レンズの先につける円形のNDフィルターやPLフィルターは使用ができません。
リア部分にフィルターシートを入れる使い方もできるようですが、うーん。。。ぼくは多分使わないかな。
角型フィルターを使用すればフィルターワークも色々できそうですが、角型フィルター高いんですよね。ホルダーも合わせるとかなりの出費。
シグマのレンズは重さも指摘されることがありますが、ぼくはこのレンズに関してはそこまで気になりません。というのも、このレンズを付けたカメラを首からぶら下げて歩き回るような使い方をすれば気になるかと思いますが、このレンズ多分そんな使い方しないと思うんですよね。
撮影をする場所をある程度事前に決めておき、そこに着くまではリュックの中に入れておいて、撮影スポットについてから取り出し、三脚に取り付けてって使い方がメインになるかと思うので重さはそこまで気にならないかな。
そういう意味では、タムロンのようにスナップ的な使い方はしにくいかもしれません。ただ、このレンズはそれでもいいと思える。
ちなみにお値段は13万円程度。
出目金じゃなかったら即決のレンズ。この性能でこの価格は高くはないと思う!!
FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM
SONYユーザーみんなの憧れGMレンズ。欲しくないわけがない。欲しい。
高解像で広角域16mmから望遠域35mmと使いやすい画角。さらに円形フィルターも装着可。
・・・うん。素晴らしいね。
先述のタムロンとシグマの良い所はそのままに、欠点を補ったような印象のレンズ。
これを買えるのであれば何の問題もありません。
そう、買えるのであれば。
このレンズ、ぼくには簡単には買えません。
え?なぜかって?
お値段が20万円オーバーするんだよー!!
小遣いのないぼくには夢物語だよー!!
『あのさー、このレンズ買いたいんだけど・・・いい?』
なんて絶対言えねぇ!!!
個人的には間違いなく扱いやすさナンバーワンのレンズ。
高解像だし、オートフォーカスも速い。ボケもきれいらしいし、重さもシグマほどは無い。
ただ、値段が・・・。
値段が高すぎる。
中古でも20万円オーバーですからね・・・。
あと5万円安ければ間違いなくこのレンズ一択だったのに・・・。
FE12‐24mm F2.8 GM SEL1224GM
同じくSONYユーザーの憧れのGMレンズのご紹介。
このレンズは正直言ってクセのある1本。先ほどのFE 16-35mm F2.8 GMが優等生だとすると、このレンズはその真逆のイメージ。
扱いにくいけど味方につけるとこれほど心強いものはないみたいな。
焦点距離が12mmからスタートし24mmまでで終わるという超広角の中の超広角。
しかも出目金レンズで円形フィルター付けれない。
さらに値段がFE16-35mm F2.8 GMよりもさらに高価で約29万円という。
こんなレンズ買えるかー!!と思うけど、このレンズでしか写せない世界があるのも事実。
当然写りも絶品。いろんな方がレビューで絶賛されているのを拝見します。
魅力的過ぎる・・・。
まとめ
とにかく超広角レンズは悩ましい。
こうやってまとめてみても結局結論は出ません。
扱いやすそうなタムロンに行くか。
解像度を優先させてシグマに行くか。
へそくりをコツコツためて数年計画でGMに行くか。
非常に悩ましい問題です。
いずれにしても素晴らしいレンズであることは間違いありませんが、後悔しないようにしっかり検討したいです。
しかも、他にも欲しいレンズがいっぱい出てきたので何を優先すべきかというところから考えていきたいと思います。
他の気になるレンズについては、また後日まとめていきたいと思いますのでお楽しみに!!
【追記】
超広角レンズ購入しました!!
最終的にいろいろ悩んで選んだのはコチラです。