ふぉとの輪

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カメラの基礎知識 〜シャッタースピード・絞り値・ISO感度の関係性〜

お題「カメラ」

みなさんこんにちは!ちゅうです。

今回は気合が入ってます!なぜならタイトルにあるように難しそうな話をするから…。あ、ちょっと!逃げないでー!!

そんな難しくは説明しません。…というよりできません。できるだけシンプルに、カメラ初心者のあなたに向けてまとめます。

ぜひ、最後までよろしくお願いします。

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なぜ、この記事を書こうと思ったか

それは、アレです。ずばり、マニュアル撮影ができるようになりたいと思ったからです。

みなさんアレでしょ?ほとんど絞り優先モードで撮ってるでしょ?え?ぼくだけ?

まぁ、とにかくぼくは次のステップとしてマニュアル撮影である程度自分のイメージ通り撮影がしたいと思ったんです。もちろん、絞り優先モードも活用していきますがマニュアルでも撮れるようになれば、自分の写真の技能が高まると感じたわけです。

まぁ、なんとなくそう思っただけですが…。

んで、マニュアル撮影で大切なのがシャッタースピードと絞り値とISO感度の関係性

この3つの関係性についてぼくなりの解釈でまとめていきます。

 3つの関係性について

まずぼくのイメージを簡単にお伝えします。ボディ、もっというとセンサーを部屋だとします。写真というのは、その部屋(センサー)の中にどれだけの光を入れるかで明るさが決まると考えています。どれだけいい被写体でも明るさがなければ真っ暗な写真になりますよね。なので、適切な明るさで写真を撮れるようにならなければなりません。

シャッタースピード=窓を開ける時間

シャッタースピードとは、ずばりシャッターのスピードです。…そのまんまやないかぁい!!でもまぁ、端的に言うとそのまんまなんです。

ぼくのイメージで言うと、シャッタースピードとは窓を開ける時間。そりゃ、長く開けてる方が明るいですよね。それと一緒。シャッタースピードが遅いと言うことは長い時間窓を開けているということなので、たくさん光が入ってきて明るいというわけです。

じゃあ、シャッタースピードを調節して明るさを決めればいいじゃん!と思ったそこのあなた。そんな単純な話ではないんです。

写真はシャッター(窓)を開いている時に光を取り込み映像として残すので、長い時間シャッターを開くと手ブレや被写体が動いてしまい、ブレた写真になってしまう可能性も高まります。特に、動いているものの一瞬を写真に捉えたいならシャッタース

ピードは短い方がいいです。

じゃあ、どうすんの?というとそこで絞り値との関係性がみえてくるのです。

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絞り値=窓を開ける幅

窓は全開にした方が光が入りますよね。それと同じで絞りも全開にすると光が入り明るくなります。絞り値(f値とも言います)は数字が低いほど開いているということになります。絞り値についての説明はこちらをご覧ください。

photo-no-wa.hatenablog.com

ただ、絞り値を開放にすればいいかというとそうでもなく、絞り値を低くするとその分、被写界深度が浅くなります。ざっくりいうとボケやすくなります。ボカしたくない場面では、絞り値を絞る(高くする)必要があります。

ここまでをまとめると

明るい写真を撮りたいなら→シャッタースピードを遅くするor絞り値を低くするorその両方

ただし、シャッタースピードを遅くするとブレる、被写体が動いて写らない。絞り値を低くするとボケやすくなり、ピントの合う範囲が狭いくなる。

ということになります。

まずは、この関係性を踏まえて適切な明るさ、被写界深度になるようにシャッタースピードと絞り値を設定する必要があります。

ボケはいい感じだけど明るすぎという時はシャッタースピードを速めたり、ボカしたくない時は絞り値を絞ってシャッタースピードすこし遅めにするなどの調整が必要です。

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ISO感度って?

ISO感度とはざっくりいうとセンサーに取り込んだ光を増幅させるものです。部屋の電球みたいなもの。部屋に入り込んだ光だけじゃ暗い時、電気つけるでしょ?あんなイメージ。

例えば夜の撮影って暗いので光が入らないですよね?絞り値を開いても、シャッタースピードを遅くしても充分な光を得ることができずに暗い写真になってしまうことがあります。そんな時、ISO感度を使います。ISO感度は基本的に100くらいから設定でき、数値が上がるにつれて写真を明るくしてくれます。ということは、必要以上に絞りを開放したりシャッタースピードを遅くしなくてもこのISO感度を上げれば明るいシャッターが撮れるわけです

ただし、ここにも注意すべきことが…。

それは、ISO感度を上げるほど画質が落ちるということ。ぼくは今のカメラではエントリーモデルでも3200くらいまでなら許容範囲かなぁとは思っていますが、ISO感度を上げなくていいのですあれば極力あげたくありません。基本的には100で撮影し、どうしても暗ければ少しずつ上げていくようにしています。

まとめ

どわー、疲れた…。難しい話は疲れるけど自分からなりのいいまとめになった。

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つまり、今回言いたかったのは撮影の目的に応じてこの3つの機能を使いこなさなければなりませんということ。

どれだけボカしたいのか、もしくはボカしたくないのかで絞り値は決まり、それに応じて適切な明るさになるようにシャッタースピードISO感度を調節する。

動いているものを写すためにそれにあったシャッタースピードを設定し、それに応じて適切な明るさになるように絞り値やI感度を調節する。

夜の撮影で、どうしても絞り値やシャッタースピードだけで充分な光を得られない時に、どこまでISO感度を上げるか調節する。

このようにどんな写真を撮りたいのかによって調節の仕方が変わってきます。

まぁ、めんどくさいので絞り優先モードやシャッタースピード優先モードで撮るのもアリなんですがマニュアルで撮れたらより写真が楽しくなりそうな気がするのはわたしだけでしょうか?

ひたすら文章でお伝えしましたが伝わったでしょうか?厳密にいうと違うところも多々ああるとは思いますが、シンプルにいうとこんな感じであってると思います。…多分。

マニュアル撮影ができるようになると自分でシャッタースピードや絞り値を操れるようになり、撮影の引き出しが増えるかなぁと思います。

オールドレンズのでも遊べますしね(´∀`*)

毎回は無理ですが、少しずつ練習していきたいと思います!

それではみなさん、良いカメラライフを!!