サードパーティレンズと言えばみなさんはどのメーカーを思い浮かべるだろうか??
最近では、多くのサードパーティ製レンズが発売され、その性能もかなり高性能となってきている。
そんなサードパーティ製レンズの中でも2台巨頭と言えるメーカーがある。
1つがぼくが大好きなメーカー『Tamron』。
ぼくが持っている4本のレンズのうち、実に3本がTamronのレンズだ。どのレンズも写り、機能面ともに優秀で絶大の信頼を置いている。
そして、もう1つの巨頭。そう、『SIGMA』。
そのレンズを未だ使用した経験はないが、常に気になる存在である。
今日はSIGMAのレンズの中でも特に気になっているSIGMA45mmF2.8DGDNの話をしよう。
SONY Eマウント SIGMA45mmF2.8DGDNが気になる話
SIGMAというメーカーのイメージ
SIGMAと聞いてみなさんはどのようなイメージをもつだろうか??
なんてことは聞かない。分かり切っている。
それは、「でかい、重い、だが写りは素晴らしい。」
だが、そんなイメージは最早過去の話。
カメラの主流が一眼レフカメラから軽量コンパクトなミラーレス一眼カメラへと移行するにしたがって、SIGMAのレンズにも変化してきた。
ぼくの今のSIGMAのイメージはこうだ。
「軽量、コンパクト、だが相変わらず写りは素晴らしい。」
そして、もう1つぼくの抱いているイメージがある。
それは、「単焦点レンズが特に素晴らしい。」ということだ。
このレンズが気になる理由
数あるSIGMAのレンズの中で、ぼくがあえてこのレンズが気になる理由を挙げていきたいと思う。
軽量コンパクトなサイズでかっこいいデザイン
まずはそのサイズ感。このレンズは本当にコンパクトだ。これはとっても大事。
ぼくにもあったよ?
「は?重さ??関係ねぇ!!!オレはとにかく画質の良いレンズがいいんだぁ!!」
っていう時期が。
最初はね。いいのよ。多少重くても。
でも、レンズが3本、4本と増えてくるとカメラリュックがマジで重い。
これはね。良くないのよ。
何が良くないかというと、撮影意欲をそがれてしまう。
そして、なんといってもこのデザイン。上品なデザインで持っているだけで所有欲が満たされる。
個人的にはデザインって結構大事だと思っていて、「カッコいい!!使いたい!!」って思えると、気分も上がり撮影意欲も高まるし何より撮ってて楽しいと思う。
持ち出したくなるレンズっていうのが何よりも大事。
ちょうどいい焦点距離
ぼくがこのレンズで撮りたいのは決まっている。「家族の日常」だ。ドラマチックな写真にしたいなら、135mmの中望遠レンズで撮る。
ぼくが求めているのはそうではなくて、できるだけ家族と近い位置で普通の日常を写真におさめたい。ご飯を食べている時のおいしそうな笑顔。何かに夢中になっている時の真剣な表情。そんな一瞬をきりとりたい。
それには、50mmは狭すぎて35mmはぼくにとっては少し広い。そんなぼくにとって45mmという焦点距離は最高すぎる。
妥協のない画質
軽くてコンパクトならなんでもいいのか?
答えはNoだ。
もちろん、画質にも妥協したくない。何万もかけるレンズ。後悔をしたくない。
個人的な考えとしては、中途半端に妥協して後悔するのが一番嫌い。
このレンズはどうだろうか?
作例や他の方のレビューを見る限り、とても優秀な画質のレンズだと感じた。
しっかり解像しつつ、美しくボケていく。
こんなの反則だ。欲しくならないわけがない。
唯一の懸念点だったF値
ここまでこのレンズのことをほめちぎってきたが、なぜ今までこのレンズに手を伸ばさなかったのか。
それは、開放F値が2.8と単焦点レンズにしては控えめだったからだ。
簡単に言うと「F値が2.8なら今のズームレンズと一緒ならズームレンズでいいじゃん。」と思っていた。
まぁ、今でも若干そう思う所もあるんだが、最近F値について感じ方が変わってきた。
というか、「F1.8ってボケすぎじゃない??F2.8位がちょうど良くない?」と感じるようになってきた。
そうなると、画質の良い単焦点レンズで撮影してみた意欲がムクムクとわいてきたわけである。
SIGMA45mmF2.8DGDNはかなり魅力的なEマウント用単焦点レンズ
このレンズはかなり魅力的なレンズだと思う。
焦点距離が50mm付近の単焦点レンズの中で、これほどコンパクトでありながら写りも良いとなると惹かれるものがある。
気軽に持ち出すことのでき、どんな場面でも対応しやすい焦点距離というのはポートレートやスナップ、風景撮影にも活用できそうだ。
金額的にも5万円台で購入でき(2022.6.19現在)、コスパは高いと言えそうだ。
F2.8をどう捉えるかで興味をもてるかどうかが変わってきそう。
個人的には単純にSIGMAのレンズを使ってみたいという思いが強いので、とても惹かれるレンズだ。