全国各地の135mmマニアの皆さんこんにちは。
今日も元気に135mmをぶっ放していますか。
さて、135mmと言えばどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの人はポートレートをイメージされるんじゃないかと思います。
ぼくもそうだったし。
そんな135mmを実際に使ってみて思うんですよ。
『これ、スナップにもいいんじゃない?』
135mmでスナップ撮影をしてきた!!
ということで、135mm1本でスナップ撮影をしてきました。
場所は北九州市の市街地、小倉。
機材はSONYのα7RⅢとSONY135mmGM。
写真はブログ用に圧縮をしているので解像感などは落ちていると思いますが、スナップで使えるかということに関する記事なのでその辺はご容赦ください。
圧縮効果を生かして使える
135mmなどの中望遠レンズから望遠レンズにかけての特徴として圧縮効果というものがあります。
この圧縮効果とはざっくり言うと、背景を圧縮させてギュッとまとめるような効果です。簡単に言うと遠近感が無くなる感じ。
例えば上の写真の電線なんかも普通の電線なんですが、すごく圧縮されてごちゃごちゃとした感じになって面白いです。
少し離れた場所から撮れる
例えばこんな写真。
お店かなんかの出窓においてあったドライフラワーを狙った1枚。
これが例えばスナップでよく使われる35mmだとか50mmだと、かなり近づいて撮影しなければなりません。
・・・不審者と間違えられるのが怖い・・・。
こんな被写体を狙う時、135mmという焦点距離は少し離れた所から撮影できてかなり便利です。
不審者と間違えられる可能性も減るでしょう。
画角が狭いことで特定スポットを狙える
135mmって当然ですが画角が狭まるんですね。
だからこそ見つかるスポットってのがあるわけです。
上の写真もそんな一枚。
ファインダーを覗いて『なんかいい被写体ないかなぁ。』と色んな所を見ていたら、お店の中にカッコいいドラムを発見。
このお店も楽器店とかではなく、ファインダーで探さなければまず注目することはなかったような場所。(確か日本茶を売ってるお店だったかな?)
こんな思いがけない出会いをもたらせてくれるのが135mm。最高。
デメリットも距離
さっきまで135mmの距離感が最高的な記事を書いていますが、スナップをする際にデメリットとなるのもこの距離。
狭い場所での撮影となると厳しいものがあります。
例えば上の写真なんかは、本当は正面から撮りたかったんですよ。
そして、イラストの顔が画面の正面に来るようにしたかった。
でも、入らなかったんですね。かなり狭かった。
だから苦肉の策でななめから撮るという方法しかなかった。
こういう所だと35mmなどが便利そうだなと思いますね。
焦点距離135mmでのスナップまとめ
135mmの焦点距離でも意外とスナップを楽しむことができます。というか、個人的には撮りやすい画角。
ぼくは多分、広角よりも中望遠から望遠の方があってるんだと思います。うまい下手というよりも扱いやすい。
135mmを購入しようか悩んでいる方の中には、使用できるシチュエーションが限られるのではないかと心配されている方もいると思います。
ぼく的には全然135mmでもスナップは扱いやすいと思います。ただ、上記のような欠点もあるので富士フイルムのX100VやリコーのGRといったコンパクトで広角で撮影できるようなカメラとセットで撮影すると、最高だと思います。
135mmという距離感がメリットになったりデメリットになったりしますが、もし普段35mmや50mmなどの標準的な焦点距離で撮られている方がいたら、135mmもおすすめです!!普段と違う景色が見えると思います。
135mmでのスナップ撮影の作例
最後に紹介しきれなったスナップ写真を紹介したいと思います。
せっかく撮ったので供養させてください(笑)