ぼくがカメラを始めたきっかけ。それは子どもの誕生からでした。
生まれてきてくれた子どもとの思い出を、少しでも美しく残そうという思いで始めたカメラ。
長男が生まれた2年後には、長女も産まれてきてくれて、よりカメラの楽しさにどっぷりとつかる日々。
小さな子ども達をファインダー越しにのぞき、その一瞬一瞬を写真という形で残していく。
こんなにも楽しくて幸せな作業はありません。
その子どもたちも大きくなりました。
子どもたちの成長と共にあるぼくのカメラライフ。
今日は、そんなぼくのカメラライフを子ども達の写真とあわせて振り返ってみたいと思います。
子ども達の写真を振り返って
今回は、子ども達の写真を振り返りながらの記事となります。
はっきり言って、ぼくがぼくの思いを形に残しておくためのぼくのための記事です。
完全なる自己満の世界なので、それでも興味のある方はご覧ください。
ぼくがカメラにはまるきっかけとなった一枚
生まれたての息子を撮った一枚。ハイ、完全にピントが息子にあっていません。本当は息子の手に合わせたつもりだったのですが・・・。
それでもピントがあっている手前のボンボンの描写を見て、『一眼レフすげぇ!!』と思ったのを覚えています。
また、初めてボケというものを体感した瞬間でした。
この写真からぼくはカメラにはまっていきます。
家族と過ごした時間を永遠に残せる幸せ
なんてことない写真です。
普通の日に子どもを連れて公園に行って、奥さんが子どもを抱っこしている後ろ姿を撮っただけのなんてことない日常の一瞬。
でもね。
こうやって写真に撮ったことで、この時のこの一瞬がぼくの中にはっきりと残っているんです。
その時の、温度。時間。光。匂い。
そして何より、子どもと奥さんの後ろ姿をファインダー越しに眺めながら感じた、あの温かい気持ち。
あの一瞬の光景を今でも鮮明に思い出すことができます。
何気ない一瞬。
普通なら記憶の中に埋もれてしまう一瞬。
それをこんなにも色あせることなく思い出させてくれる写真というのは、やっぱりすごいし尊いと感じます。
子どもの成長を実感する
うちの子どもは二人とも早生まれで、親として心配なことがつきません。
特に一番目の長男は、今年から幼稚園に通いだし、周りの子たちとの差があるんじゃないかとか、他の子と仲良くできるんだろうかといろいろと心配してしまいます。
でも、そんな時、子どもの小さかった頃の写真を見るんです。
これは、長男が初めて階段をハイハイで登った時の一枚。
小さな体で一生懸命この階段を登っていました。
親としては危なくないかと心配な一方、その姿があまりにかわいらしくてついシャッターを切っていたことを思い出します。
その息子は今、この階段を一人で歩いて登ることができます。
もちろん危ないので、登るときは大人が見守りますが、当たり前のように登っていく姿にこの子の成長を感じます。
ぼく達はつい、周りの子と比べて一喜一憂してしまいますが、こうやって以前の子どもの姿を見て、できるようになったことを振り返ることで子どもの成長を実感することができます。
『あぁ、こんなことができるようになったんだなぁ。』
『この時はまだできなかったのに、今ではこんなにできるなぁ。』
こうやって子どもの成長を実感できることがすごく幸せに感じるんです。
家族の変化も見える
長男が産まれて2年後。長女が産まれました。
新たな家族が増え、これまでの生活から変化していきます。
写真を継続的に撮っていくことで、その変化も見えます。
寝る場所の変化。食事の仕方の変化。お風呂の入り方。休みの日の過ごし方。家での遊び方。
何気ない過ごし方の中にたくさんの変化が生まれます。
写真を見返しながら、その時その時の生活の変遷を追いかけることができて、自然と笑顔になってしまうぼくがいます。
ちなみに上のこの写真は、娘が生まれた時の病院の病室で撮ったものです。
この瞬間、ぼくのブログのアイコンは決定しました(笑)
Twitterで『ふぉとの輪構図』と命名してもらっています。ありがとうございます!!
日の丸構図?
— 半蔵 (@ninja21886957) 2019年11月3日
いいえ、ふぉとの輪構図です。https://t.co/BbyyKUTtTa pic.twitter.com/305RETzrKq
面白写真が残せる
まぁ、ここまでしみじみと書いてきましたが一番はコレでしょ!!子どもたちの面白写真!!
子どもって急に面白いことしますよね。その瞬間をパシャリ!!
やっぱりこれが最高です。
いきなりバケツマンになってみたり。。。服、ビッチャビチャだし。。。
いきなりざるマンになってみたり。。。よだれ出てるし。。。
ほんと面白いことをします。
娘だって負けていません。
というか、最近は娘の方が破壊力があります。ここに載せられる写真はありませんが・・・。
こういう、写真はいつ見ても笑ってしまいます。
こういう写真をたくさん残していきたい。
子どもの子どもらしい姿をたくさん撮っていきたいと思います。
そして、いつか子どもたちが大人になった時、一緒に見返して、みんなでゲラゲラ笑いながらお酒を飲めたら最高です。
もしかしたら、それが一番の夢かもしれない。
この記事を書こうと思った理由
実は、来月もう一人家族が増える予定です。
それは本当にありがたいことで、奥さんを始め、支えてくださった方に感謝です。
で、『産まれてきたらたくさん写真撮るぞー!!』と思ってふと昔の写真を振り返っていたら、こんな気持ちになったんです。
実は、最近はこんな気持ちをあんまり思い出すことなく過ごしてしまっていて、ぼくにとって一番の写真を撮る理由を忘れかけてしまっていたんですね。
だから、新しい家族が増える前にもう一度、ぼくの写真を撮る一番の理由を思い出し、まとめておきたいという気持ちで書きました。
ぼくの生活の中心は家族です。
それはこれからも変わることがありません。
そんな家族の歩みを記録に残すことが、写真を撮る一番の理由です。
もちろん、写真を撮ることは一番の趣味なので、様々な所に行って美しい景色を撮りたいし、きっと撮るんだろうと思います。
でも、『家族の写真が一番の絶景』であることを忘れずにこれからも写真を撮っていければと思います。
そして、3人の子どもたちが仲良く笑顔で過ごしている様子をこれからたくさん撮っていきたいです。
下の写真は兄を追いかける娘の写真です。
後ろ姿の娘の表情は実際には見えませんが、分かります。
最高の笑顔。
この写真は、ぼくにとって間違いなく世界で一番の絶景です。