ふぉとの輪

写真を通してあなたとつながる

ちゅう VS Sony!!禁断の対決の結末は・・・

人生には負けられない戦いがある。

この日がその日だった。

 

そう、ぼくのクレーマーとしての初陣。

相手はSONYの修理担当責任者だ。

 

責任者・・・出てこいや!!!

ちゅう VS SONY!!禁断の対決

そう、この日は修理に出しているα7RⅢのことで、SONYの修理担当責任者から電話がかかってくることになっていた。

 

ぼくがなぜクレーマーへと変貌を遂げたのかはコチラの記事で確認してほしい。

www.photo-no-wa.com

クレーマーになりたかったわけではない・・・。

ココで1つ確認しておこう。

前回の記事を読んでもらえば分かることだが、ぼくは決してクレームを言いたかったわけではない。

 

自分のカメラが今現在どういう状況で、どの程度の支払金額を用意すればいいか、修理にどれくらいの期日がかかるかということを聞きたかっただけである。

 

それが、あれよあれよとクレーマーへの階段を登り、気づけばSONYの修理担当責任者という何となく強そうな相手と戦う羽目になってしまった。

緊張の一日。

ぼくは緊張していた。当然だ。

なんてったって、日本を代表する大企業、SONYの修理担当責任者という大物から電話がかかってくるからだ。

 

しかも、それは決してカメラについて熱く語れるような楽しい電話ではなく、企業VSクレーマーという構図になってしまっているのだ。

 

ノミよりも小さいといわれるぼくの心臓はXJAPANのドラマーYOSHIKIも驚くほどのハイテンポでリズムを奏でていたに違いない。

電話が鳴った

電話が鳴った。ちなみに時間は12時30分頃。

 

昼休みの時間だ。平日に電話をかけるということで配慮してくれたのだろうか。

もしかしていい人?

 

いやいや、だまされてはいけない。これは戦いだ。

 

通話ボタンを押す。

『もしもし、ちゅう様でしょうか?私、SONYの修理担当責任者をしております○○と申します。』

 

丁寧で穏やかな話声だ。

もしかしていい人?

 

いやいや、これはオレの闘争心を削るための策略だ。危ない。だまされるところだったぜ。

 

なおも電話の相手は続ける。

 

『この度は、ご連絡にお時間をいただき大変申し訳ありません。本日は、ちゅう様のカメラの状況とそれに関わる費用、納期についてご説明させていただきたくお電話させていただきました。』

 

・・・なんか、ここまでの一連のやり取りの中でようやく安心して話ができる人と出会えた気がする。

 

ぼくが知りたいと思っていたことを把握していてくれたことが嬉しい。

 

ここで疑念が確信に変わる。

これはいい人だ!!

気になる話の内容

はっきり言ってこの段階でぼくの戦う気持ちなんてものは消え失せていた。

だいたい、今回の件において戦うという発想の意味が分からない。ただの話し合いだよ?何言ってんの?

 

さて、気になる話の内容である。

 

まず、ぼくのカメラにはやはり液体が侵入していたらしい。その量はごく少量であるがモニターの配線部分を腐食してしまったらしい。

 

その点について、当時の状況や極力水に付けないようにとっていた対策などを伝えてみた。

 

返答は以下の通りだった。

 

  • 防滴に配慮した作りとなっているがカメラは構造的に凹凸があり、水が一定量を超えてしまうと水が侵入してしまう。

 

  • 同じ量の水がかかったとしてもすぐに拭き取ったり、乾いたりすることで侵入を防ぐこともあれば今回のように、少量でも水が侵入してきてしまうということもある。

 

  • 今回はたまたまごく少量の水が入り込んでしまったようである。

 

ふむふむ。分かるような分からないような。

つまりは、少量の水でも故障しないときもあるし故障するときもあるってこと?

 

一言でいえば運が悪かったということ?

そう伝えると、

『運が悪かったという表現はできればしたくはないですが・・・。そうですねぇ。』

と言われたので運が悪かったのだろう。

 

運が悪かったならしょうがないね。

だれも悪くないからある意味ハッピー。

 

修理に関わる料金も明確に教えてくれて、改めて修理をお願いすることとした。

修理には1週間と少々かかると言われたので、おそらく来週中には戻ってくるはずだ。

今からその時が楽しみで仕方ない。

戦いを終えて

まぁ、まず戦っていない。不戦敗。 

 

ここでも会話がちんぷんかんぷんだったら今までの不満を全て八つ当たりしてやろうかとも思っていたが、的確に話をしてくれたので非常に納得してしまった。

 

さすが、SONYの修理担当責任者。

丁寧で分かりやすい説明に、クレームのクの字も出なかったので完敗である。

今回の対応には満足だし、とてもありがたかったと思っている。

 

ただ、今回の一件を通して一つの思いが込みあがってきた。

想像力豊かな読者の皆さんならもうお気づきかもしれないな。

というか、気づいてるだろ?

次回の記事はそのことについてまとめるとしよう。