ふぉとの輪

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ぼくの子どもが小学生になりました

今回は、カメラネタでも何でもありません。

ただの日記。

 

ぼくの子どもが小学生になりました。

ぼくたち夫婦の所に一番初めにやってきてくれた子。

 

この子が来てくれるまで、何度か悲しい思いも経験しました。

特に奥さんはぼくよりも深く深く傷ついたことと思います。

そんな中で、文字通り命がけでこの子を産んでくれたことを感謝してもしきれません。

 

この子が産まれて生活のすべてが変わりました。

自由な時間は激減、夜中は理由も分からず泣き叫んで寝られない。次の日が仕事で大事な日だろうが何だろうが子どもには関係ありません。

 

初めての子。

どうすればいいかも分からない。

イライラするし、家族に八つ当たりしてしまうことだってありました。

ぼくは仕事に逃げられたけど、日中もずっと一緒にいた奥さんは本当に大変だったと思う。

 

楽しいばかりではない子育て。

正直、子育てでノイローゼになってしまう方の気持ちは分からなくはありません。

ぼくには奥さんがいたから。家族がいたから。支えてくれる人がいたから。

だから今まで無事に過ごせてきたけど、どれかが欠けていたらどうなっていたかは分からない。

たくさんの人に支えられて今がある。

 

世の中に子育てで悩んでいる人がたくさんいます。

でも、忘れないでほしいのは同じように悩んでいる人はたくさんいるし、何より悩むほどあなたは頑張っているということ。

上手くいかなくて自分がダメなんじゃないか、自分の育て方が悪いんじゃないかって思うこともあるけど、子育てなんてうまくいかないことの方が多いんだから、決して自分を責めないでほしい。

本当に苦しい場面を奥さんに任せてしまっているぼくからすると、常に子どもと向き合って子育てを頑張っている人はみんなすごいよ。

 

子育てって苦しいことがいっぱいだよね。

それでも、それでも子どもの笑顔を見るとすべてが帳消し。むしろプラス。苦しんだり悩んだ分、リターンが大きいみたいな。

 

なんだろうなぁ。なんなんだろうなぁ。

あの屈託のない笑顔を見るだけで何もかもが報われるというか救われるというか。全ての悩みがどうでもよくなるように感じる。

実は、ぼくが子どもを支えているつもりが逆に子どもに支えられているのかもしれません。

 

小さかったあの子。

いつも抱っこして出かけた。

ぼくの腕の中で眠り、ぼくの洋服に盛大によだれを垂れ流していたあの子。

やっと立てるようになったかと思えば、すってんころりん。

油断をすると盛大に転んで泣いています。

 

体も弱かったなぁ。

毎週のように小児科へ通いました。

予防接種のたびに40度を超える高熱を出し、ついには熱性けいれんを短時間で頻発し入院。

熱性けいれんは一般的には命にかかわるようなものではありませんが、けいれんしている様子を実際に目の当たりにすると、この子が死んでしまうのではないかとパニックになります。

 

おしっこももらした。

おもちゃも壊した。

たくさん泣いた。

そして、たくさん笑った。

 

あの子がもう小学生。

もう、抱っこしてお出かけすることはめったにない。

ぼくの洋服によだれを垂れ流すことは、おそらくもう2度とない。

体も強くなってきた。

病院に通うこともほとんどなくなった。

 

心配事が減っていく。

それが嬉しくもあり、ほんの少しだけ寂しくもある。

 

あの子がもう小学生。

あの子の屈託のない笑顔を少しでも多く見ることができるよう、ぼくは今日も家族と共に過ごしたい。

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