私としたことが・・・。
私としたことが・・・・。
すっかりと忘れておりました!!!
そう、愛機であるα7RⅢのレビュー!!これは、ブロガーとしてあるまじき失態です。
先日のα1の紹介をしている中で『あれ?そういえばオレ、α7RⅢのレビュー書いたっけ??』と思って調べた所・・・書いてねぇ。
ということで、今回はα7RⅢを長期間使用してみてのレビューをしてみたいと思います。
α7RⅢ長期使用レビュー!!
ぼくの愛機であるSONYのα7RⅢ。
2017年11月発売なので、発売されてからもう3年以上経過しています。既に後継機であるα7RⅣが発売されて久しいですが、まだまだ現役のカメラとして活躍中。
ぼくはこのカメラを2019年の5月に購入しました。今回は1年半とちょっと使ってみてのレビューとなります。
まぁ、正直言ってレビューするのを忘れていたわけですが最高のタイミングだと思っています。後継機のα7RⅣやフラグシップ機であるα1が発表された今だからこそ知ってもらいたいα7RⅢの魅力。
その魅力を余すところなく紹介していきたいと思うので、購入を悩まれている方は参考にしていただけると幸いです。
はっきり言って、今、高画素機に興味があるならα7RⅢが最もおススメです。
α7RⅢの良い点
良い点1.無理しすぎない高画素機
α7RⅢはSONYのカメラの中で、高画素機と言われる部類のカメラになります。α7の「R」シリーズと言えば高画素機ですね。
このα7RⅢの画素数は約4240万画素。ちなみにベーシック機のα7Ⅲは約2420万画素なのでいかにα7RⅢが高画素か分かってもらえると思います。ここでひとつ押さえておきたいことが『高画素=高画質』というわけではないということ。
高画素だとローパスフィルターレスの影響からか解像度が高かったり、圧倒的な画素数からトリミング耐性が高かったりすることはあるようです。
ただ、高画素になるほどファイルサイズも大きくなり、それを扱うパソコンのスペックが必要であったり保存先に大容量のストレージが必要であったりするデメリットもあります。
ちなみに最新のRシリーズであるα7RⅣは、6100万画素。RAWで撮影すると120MBものデータサイズになります。これはデータ管理の面でも編集の面でも結構なスペックが必要となります。
そのような点で、最新のα7RⅣはぼくにとってはオーバースペックなんですね。容量が大きすぎて、充分に扱えるだけの環境を整えるにはかなりの資金がカメラ以外にかかてきます。
例えばパソコン。α7RⅣのデータを扱うにはかなりのスペックを要するパソコンが必要です。
α7RⅣを購入する場合、カメラの金額にプラス10万から20万の追加予算を考える必要があるかもしれません。
その点、α7RⅢは高画素機でありながら、ぼくの持っているPC(RYZEN5)でもそこまでストレスなく編集ができます(それでもそれなりのスペックは必要です)。ストレスが無いっていうのがかなり重要。
また、Nikonの高画素機であるZ7ⅡやCanonのR5でも画素数は4500万程度でα7RⅢと大差がありません。
そのような点からもα7RⅢの画素数というのは他社の高画素機にも引けを取っておらず、むしろ高画素機として適していると考えれるのではないでしょうか。
良い点2.意外と暗所性能も強い
ぼくが以前使っていたα7Ⅱから買い替えを決めた理由の一つに暗所性能があります。
いかにフルサイズ機と言えど、ISO感度を高くするとノイズが気になって仕方なかったんですね。
ぼくの場合は、α7ⅡではISO1000を超えたあたりからノイズが気になりました。それが、α7RⅢに関しては、ISO3200位まではほとんど気になりません。
画素数がα7RⅢよりも少ないα7Ⅲの方が暗所耐性には秀でているとされていますが、α7RⅢも十分な性能を誇ります。
更に画素数の少ないα7sⅢなんかはさらに暗所性能が高いようですが、それよりも高画素でトリミング耐性などのレタッチの幅を優先させたい派なのでα7RⅢは最高です。
上の写真なんかは、かなり暗い時間帯でISO感度も高めに設定して撮影しましたが、ノイズが気になるということはありませんでした。
マジックアワーの美しい空のグラデーションをきれいに写せたと思います。
高画素機でこの暗所性能は最高すぎる。
良い点3.バッテリーのもちがいい
ミラーレス機はバッテリーのもちが不安というのも昔の話。ぼくはほとんど気になったことがありません。
以前使っていたα7Ⅱでは、若干バッテリーの減りが早いかなとは思いましたが、α7RⅢではそこまで気にならなくなりました。
不安な方は、モバイルバッテリーがあれば移動中などでも充電が可能になるのでお勧めです。
ただ、これに関してはその人の撮影の仕方や環境にもよるかと思います。厳しい環境下であったり長時間の撮影となるとバッテリーの減りは当然早くなります。
ご自身の撮影の仕方に応じて、モバイルバッテリーやサブのバッテリーを検討されるといいかと思います。
ちなみにぼくはモバイルバッテリーを持っていますが、ほとんど使用したことはありません。
良い点4.レンズの種類が多い
これは、今のところSONYの特権ですね。
ミラーレス機が全盛期を迎える今、いち早くミラーレス機の開発を行ってきたSONYはレンズが豊富です。
純正レンズはもちろん、サードパーティ製のレンズも充実しているので選択肢が多い。
特にシグマやタムロンなど、サードパーティレンズの雄ともいえるメーカーからも安くて高性能なレンズがたくさん発売されています。
この辺は、CanonやNikonはまだまだ遅れていて、純正レンズの本数はもちろんサードパーティ製のレンズもSONYと比べると少ないという現状です。
どんなに高性能なカメラがあっても、レンズが無いと写真は撮れないので、このレンズのラインナップが充実していることはかなりのメリットだと思っています。
むしろ、レンズの方が重要な気さえしています・・・。
良い点5.高性能機種でありながら値段が比較的お手頃になってきた
コレですよ。コレ!!
やっぱりなんやかんや言ってお金ですよ!!えぇ、お金の亡者と罵るがよい!!
これだけの高性能カメラですが、最近は値段がさらに下がってきました。お店によっては新品が30万円をきるところもあるようです。
正直言って安すぎる。
しかも・・・
しかもですよ・・・
現在、絶賛キャンペーン中ではないですか!!!
しかもそのキャッシュバックのお値段が5万円(ボディ単体)!!
※ 2021年8月25日現在は終了しています。
・・・え?うそだろ??
20万円台前半でこのカメラが購入できるってこと??
これはいくら何でも安すぎる・・・。
イヤ、安すぎるってレベルじゃない・・・。これは買うしかないでしょ?!
α7RⅢ長期使用レビューのまとめ
ここで紹介したもの以外にも優秀なオートフォーカス、ボディ内手振れ補正など嬉しい機能もたくさんあります。
また、SONYのカメラはメニューが扱いにくいということをよく言われますが、個人的にはそこまで気になりません。そこに関しては、慣れの部分が大きいと思う。
カスタムキーの設定もかなり充実しているので、ぼくは撮影中に不便さを感じたことはありません。
個人的にα7RⅢのイメージは『全ての能力が高レベルな何でもできるオールラウンダー』って感じ。『高画素機』というよりも『何でもできる』という印象の強いカメラです。
ぼくの大好きなα7RⅢ。今なら本当にお手頃価格なのでみんな買っちゃいましょう!!