眠れる獅子。
カメラ業界でいうとどのメーカーが当てはまるだろうか?
そんなもの考えるまでもない。Nikonだ。
かつてはCanonと並びカメラ業界の2強と言われ、悠然とその地位を築いていたNikon。
今では、ミラーレス機に時代は移行し、その火付け役となったSONYの後を追う形となっている。
そんな眠れる獅子Nikonだが、いよいよ目を覚ます時が来た!!
眠れるNikonが目を覚ます
Nikonのミラーレス機と言えば、発表当初は散々な言われようだった。ぼくは見てないからよく分からないのだが、製品発表のプレゼンがとてつもなくひどかったらしい。
だが、一方で実際に使用してみたユーザーからはとても高い評価を得ている。
スペック表にうつらない使い勝手の部分やまるで一眼レフカメラのような美しいファインダー。そして何より、Zマウントの力を最大限発揮できる高性能なZレンズ。
そんなNikonのカメラはじわじわとその魅力を浸透させていく。
ついに待望のフラッグシップ機の登場!!その名もZ9!!
そしてついにこのカメラが登場する。そう、Nikon Z9だ。
このカメラの登場により、Nikonミラーレス機の最大の弱点だと言われていたオートフォーカスのスピードも強化され、今後のカメラの性能の底上げが期待される。
このカメラが爆売れ!!絶好調の売れ行きを見せる。
価格は2022年9月現在の最安値で62万8千円。もちろん高価なカメラには違いない。だが、SONYのフラッグシップ機であるα1は75万円。
え?SONYよりこんなに安いの??
このカメラの存在がNikonの未来を明るく照らしているような気がしてくる。
目覚めのきっかけとなるのはあのレンズ!!
眠れるNikonの目覚めとなるのは、このレンズの参入だ。 TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD。
このレンズのスペックはどうか自身で調べてほしい。
大切なのはそこじゃない。
本当に大切なポイントは何なのか?
そう、それはサードパーティ製レンズの筆頭ともいえるTAMRONがZマウントへ進出してきたことだ!!
きっとTAMRONはこのレンズを皮切りに、様々なレンズをZマウントで展開していくことだろう。
そうなるとどうなるか。
ユーザーのレンズの選択肢が増えるのである。
これまではNikon純正レンズが高価なためZマウントへ移行できなかった人たちも、サードパーティ製レンズが介入しこれまでよりも気軽にZマウントを利用することができるようになる。
それは、Nikonのカメラをより魅力的な存在に変えることになるだろう。
以前こちらの記事にも書いたが、レンズの選択肢が多いことはユーザーにとってとてつもなく魅力的なのである。
ついにSIGMAも参戦!!
【2023.3.23追記】
そして、ついにサードパーティ2大巨頭のもう一つSIGMAもZマウントに参戦する発表があった。
今回のレンズはAPS-C対応のレンズとのことだが、この調子でいくとフルサイズ対応レンズが発表されるのもそう遠くないと思われる。
その写りに高い評価を得ているNikonのZマウントに新たなる選択肢が生まれる。それだけでNikonの復権が近いと感じさせられる。
眠れる獅子が目を覚ます日は近い
今後はZ9の機能を引き継いだ機種が開発され、サードパーティ製レンズも使用可能となりレンズの選択肢も広がってくる。
これはもう認めざるを得ない。
眠れる獅子の目覚めの日が近いと・・・。