今回のテーマはスローシャッター。
スローシャッター。
カッコいい響きですね。スロースターターみたいな。スポーツに出てきそう。
カッコいいものに憧れをいだいてしまうのは男子として当然。
というわけで(?)スローシャッターで写真撮りたいの。そんな気分。
スローシャッターで写真を撮りたい
スローシャッターとはなんぞや?
スローシャッターっていうのは、その名の通りシャッターをスローにすること。つまり、遅いシャッタースピードで撮ることですね。
うん、ざっくりいうとそれだけ。
その名の通り。
どんな写真が撮れるの?
スローシャッターで写真を撮ると、写したものが流れているような写真が撮れます。
ウン、言葉で言われても訳わかんないよね。
ということで、手っ取り早くスローシャッターで撮った写真を見てもらいましょう。
ハイ、ドン!!
まぁ、大した写真じゃないんですけどね。
滝の流れる水が線を引いているように流れているのが分かりますよね?
コレは、スローシャッターで撮ったから。
確かシャッタースピード1/5秒くらい。
普通に撮ったらこんな感じ。
コレが1/100秒で撮ったもの。
水が線のようではないですね。
このようにシャッタースピードを変えることで、表現が変わります。コレはコレでいいんですけどね。
とにかく今はスローシャッターで撮りたい病にかかっているもので。
ちなみに、普通シャッタースピードを遅くすると、露光時間が長くなるので写真が明るくなります。
そんな時、ミラーレス機だと撮影しながらファインダー越しに明るさを確認できるので便利。
今、撮ってみたいのは雲
そんなスローシャッターで撮りたいのは雲。
ぼく、最近登山を始めたんですけどそこから見える景色って絶景なんですね。
遮るものがなく一面に広がる空と地上の景色。
そんな空にある雲をスローシャッターで流れるように撮ると迫力ある写真が撮れると思うんですね。
山登って、広大な空の写真を撮りたい。
雲がピューって流れてる感じを撮りたい。
スローシャッターで撮る際に必要なもの
せっかくなので、スローシャッターで撮るために必要(あったら便利)な道具を紹介します。
カメラ
まずはカメラね。シャッタースピードを長くできるカメラ。
コレがないと始まらないよね。
シャッタースピードをいじれるカメラなら多分大丈夫だと思う。あ、もちろんレンズも必要だからね!!
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラと言われる物なら大丈夫!!
三脚
スローシャッターにするということは、手振しやすくなるということ。
最近のカメラは手ぶれ補正などが付いていて、だいぶ手ぶれが抑えられますが水や雲を流すほどのシャッタースピードとなると手持ちでは厳しいです。
そこで大切なのが三脚。
カメラを雲台に固定することでぶれが生じないようにします。
この三脚も沼が深くて、いいものは10万円を超えるものも。
ただ、まずは三脚を手に入れることが重要だと思うので、1万円前後の安いものから購入し、用途に応じてアップグレードすればいいと思います。
ちなみにぼくは最初の三脚は5000円でしたが、それで困ることはほとんどありませんでした。
ちなみに三脚に固定する時は手ぶれ補正は切っておいた方が良いとのこと。なんか、逆にぶれることがあるらしい。
よく分からんけど。
NDフィルター
NDフィルターは光を減らすフィルター。分かりやすく言うとレンズのサングラスみたいなもの。
さっきもちょっと言ったけど、スローシャッターで撮ると、光を多く取り込むことになるので写真が明るくなります。
それを、絞りやISO感度で挑戦するんだけど、それでも明るすぎる場合、このNDフィルターを用いて光の量を減らし、遅いシャッタースピードで撮影できるようにします。
NDフィルターには、光を減光する量によって種類がありND8とかND16とか後ろに数字がくっついています。
この数字が大きいほど、光の量を減らせる。つまり、数字が大きいほど暗いサングラスってわけ。
ぼくはND16を使っていて、これくらいが最初のNDフィルターとしておすすめ。
レリーズ
実はシャッターを押す時にも微妙にぶれることがあるって知ってました?
そんな時に便利なのがレリーズ。
カメラと繋ぎ、レリーズのボタンを押すことでシャッターを切ることができます。
コレにより微ぶれを抑えることができる。
さっきから言ってるように、スローシャッターで撮る場合はぶれに注意しなければならないのであると便利。
コレがないとスローシャッターの写真が撮れないということではありませんが、あると心強い存在です。
ちなみにレリーズはメーカー純正もいいですが、ロワジャパンのものが機能も多くおすすめ。ぼくは、コレ使ってます。
気になる方はコチラをご覧ください。
まとめ
とにかくスローシャッターで写真を撮りたい。いつも見る景色とは違ったものが見えます。
さっきも言ったけど、今、挑戦してみたいのは雲。
空は写真を撮るうえで構図に入ってくることが多いので、雲をどう入れ込むかによって印象が変わると思うんですね。
もうしばらく写真を撮りに行くことはできなさそうだけど、今年は雲を構図に入れて写真を撮りたいなぁ。