ふぉとの輪

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家族撮影記 何気ない日常の切り取りが一番幸せ

子ども(長男)が風邪ひきました。

40度の熱が続き、ようやく回復してきました。

 

うちの子は、1歳半の時に熱性けいれんを1日に2度立て続けに起こし、入院。

 

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その後は、3歳になる現在まで高熱は出るものの、熱性けいれんを起こすまでは至りませんでした。

 

しかし、先日の夜中、再び熱性けいれんの発作。

 

ビクビクと激しくけいれんを起こし、目が上転(黒目が上に上がっている状態。目が飛んでいる状態と言った方が分かりやすいでしょうか・・・。)、ぐったりとしている。

 

直前まで『お茶飲む。』とか『熱いから布団いらない。』など言っていたのに、あまりに急なことにこちらもびっくり。

 

ただ、2度目の経験ということもあり、前回よりも落ち着いて救急車を呼び、けいれんの様子を動画に撮影しておき、お医者さんに見せることができるように準備。

 

それでも、本当は心臓がバクバクです。

熱性けいれんは良性疾患と言われるようで、そこまで恐ろしいものではないようですが、やはり小さな子どもが激しくけいれんを起こす様子を目の当たりにすると不安でいっぱいになります。

 

そして、今回特に心配だったのが、子どもの意識がなかなか戻らなかったこと。

 

前回はけいれんを起こした直後に号泣し、そのまま眠ってしまいましたが、今回は全く泣かずに意識がないまま。

 

救急車の中で、救急隊の方が診てくれましたが、目を開かせても声をかけても目を覚まさない。

眼球が上転している状態(黒目が上を向いた状態)が続きました。

 

家から病院までは比較的近く、救急車に乗って10分もしないうちに病院へ到着。

 

担架から処置室のベットに移されるタイミングで

『うぇぇぇぇぇん!!!』

と号泣。

 

ホッとしました。とりあえず意識が戻った。

 

息子は泣きながら私を見つけると

『パパぁ・・・。』

 と呼んで、また眠りました。

 

息子から『パパ』と呼ばれることがこんなにも幸せなことだったのか。

こんなにも心が温まるものだったのかと感じた瞬間でした。

 

今回は、入院は必要なくそのまま帰宅。

しかし、その後も数日、熱は下がらず40度を超えることも。

心配は尽きません。

 

そんな時に、以前撮った子どもの写真を見返していると、とても幸せな気持ちになりました。

 

たとえ、どんな絶景が広がっていても、この子たちの笑顔にはかないません。

やっぱり何気ない日常を切り取ることが、ぼくにとって一番の幸せのようです。

 

今回は、そんな何気ない切り取りを何枚か紹介させていただきます。

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この一瞬を大切にしたいなぁ。

 

最後に・・・

ちなみに熱性けいれんは短い時間(5分以内)のけいれんであれば救急車を呼ばなくて経過観察で良いという見解もあるようです。

 

ただ、医療の知識のない親としては、子どものけいれんした姿を見ると心配で、平常心ではいられません。

落ち着いて経過観察なんて無理です。

 

今回の病院の先生も『気にせず救急車を呼んでいいですからね。』と言っていただきました。

おそらくうちの子は、熱性けいれんを起こしやすい体質の子だと思うので、今後、また熱性けいれんを起こした際には落ち着いて救急車を呼びたいと思います。

 

もし、小さなお子さんをお持ちの方で今後、お子さんが熱性けいれんを起こした場合は、以下の様子を確認しておくといいかもしれません。

 

①けいれんの様子

体のどの部位が、どのようにけいれんしているか。可能であれば動画を撮っておくと診察の際に役立ちます。

 

②けいれんの時間

けいれんが始まっておさめるまで何分かかったか。10分以上続く場合は重篤な病気が隠れている場合もあるので、時間は測っておくことが望ましいです。